
内と外、呼称と現象。
こんにちはこんばんは。こーばーです。
言葉の企画も早くも3回目。テーマは「名付け」でした。
毎度のコトですが「言葉の企画ってなんじゃい」って方は↓のリンクから!
僕以外の99人+主宰の阿部広太郎さん+先輩方が各回ごとに思いを綴ってらっしゃるので是非!!
3回目ですよ、3回目。 3回目といえば、
「映画もゲームも3作目は駄作だから気を付けろ」
みたいな言説をふと思い出しまして、
銀魂だったかな…? と思って色々調べたりしたらやっぱり銀魂でした。
正確にはスピンオフノベライズの銀八先生の3巻目の1ページ。
映画エイリアンとかターミネーターとかを槍玉に挙げて
「大体世の中のことはな 3で失敗するようになってるんだ」
「『調子に乗るのも2まで』ここ大事だぞメモッとけ~」
「先生‼ 『ホームアローン』は2から既に微妙です‼」
とか言ってました。 やっぱ面白いよね、銀魂。
(本編終盤の戦争パートは僕的にはコレジャナイでしたが。。。)
恐ろしいのはこれが書かれた単行本が出版されたのは2008年…!12年前!!
記憶の引き出しから、よく引っ張ってこれたな、と自分に関心もありますが
引っ張ってこれるような強い言説・エピソードに改めて関心しました。
脱線。。。
ただ、僕自身3回目の課題が過去2回よりも思うようにいかなかったのは事実です。(2まで調子に乗ってたわけでもないけど…)
夏バテで現業含め回せていなかったので一旦、気を引き締めなおそうと思います!
反省終わり!!
本編。。。
名は体を表す。
名はそのものの実体を言い表している。名と実体は相応じる。
(三省堂 大辞林 第3版)
講義が終わって、ふと脳裏によぎったことわざです。
なるほどなぁ…
言葉が何を表すか。どう表れるか。
自分が感じる「違和感」だったり、「今の時代の気分」を見つけて、
その現象に対して自分なりの名を付けて。という課題があったのですが、
この課題を振り返るとつねづね思い当たります。
自分だけに見えている現象を 自分→他者 に伝えて、共感を求めるにあたって、「言い表している」名前をどんぴしゃりと引き出すことの大事さを改めて思い知りました。
「伝える」上でコピーライティングでも大事な要素。
改めて自覚せねば。。。
ただ、名前を引き出す為には、自分がどう見えているかを自覚する必要があって、
体は名に通ずる。
ってのが「名づけ」においては大事な地盤だなぁと気づきました。
自分に見えている「体」をどう「名」として引き出すか。
ここの足腰が揺らいでは…と発見でした。
つまり…
自分がどういう体で捉えてるかが、
名の表れに通ずる…?
かな、と。
例えば「青汁」を
・健康に良いドリンク
・苦い、罰ゲームドリンク
どっちで捉えるかで、そこからの広がり方は大きく変わってくる。
青汁というワードが無い世界線の人に
「このドリンクを飲んで、名前を付けてみてください」と試したら
「健康グリーンジュース」とか、「ヘドロドリンク」とか出てくるんだろうな。
同じ対象物でも、発する人がどう捉えているか。
自分の外側にある物体・現象でも、結局それを表すのは自分の内面の捉え方となるのだなと。
捉え方で名づけは千差万別になることに気づきました。
で、チャンチャン。で終わらせてはいけないと思っていて、
「企画→考える→拡げる」に必要なもの、へ考えを変えてみると、
僕という人間は一人だけど、捉え方は一つでは無いと思う。
というわけで。
万物を観察する眼を養おう。
なんとなくは分かっているけど、今回を通して、深く再認識した次第です。
企画とかライティングでも「切り口」って言葉が用いられるように、
自分は対象を、どのような「体」で見ているか。
いくつの「体」を見ることができるか。
それが発想を豊かにするのに大切な要素の一つ。
今日から観察眼を扶養に入れようと思います。