見出し画像

大阪・びわ湖統合マラソンの結果

皆さんこんにちは。今日は昨日行われた大阪・びわ湖毎日統合マラソンの結果を振り返っていきたいと思います。いや、まさかここまでレベルが高くなるとは考えてませんでした。軽く、結果発表します。

大阪・びわ湖毎日統合マラソン(結果)

別府大分毎日に続き初マラソンの星岳が優勝。初マラソン組の上位進出は止まらず。
5kmごとのラップタイム。レースを動かした川内優輝、ラストで最速の岡本直己など。

正直、ここまでハイレベルな接戦になるとは考えてませんでした。優勝した星岳選手が語っていた「9分台」あるいは7分台で誰かが独走するのではないかと予想してましたがそうではなく、蓋を開けてみれば日本国内3例目の1大会でのサブテン14人が誕生しました。主な出来事としては

☆星岳選手、初マラソン日本最高記録更新&大会記録で優勝

☆山下一貴選手、自己ベスト更新で初マラソンから2戦連続サブ9

☆浦野雄平、武田凛太郎、野中優志3選手も初マラソンでサブ10達成

☆丸山史裕選手、6年ぶりのサブテン

☆今井正人選手、2年半ぶりのマラソンで7年ぶりのサブテン

☆岡本直己選手、ラスト2.195km最速(6分42秒)&自己ベスト更新

☆山本憲二選手、自己ベスト&6走中3走で2時間08分台を記録

☆川内優輝選手、通算15度目のサブテン達成

☆上位6選手&川内優輝選手の合わせて7名がMGCファイナリスト入り

若手、中堅、ベテランと万遍なく嬉しい話題が並びました。
その中で、ペースメーカーが外れた30km地点で飛び出しレースを動かし上位にも入った川内優輝選手が今大会一番の立役者と言えるのかもしれません。

>「あそこで1回、仕掛けようと思っていたのですが、村山くんしか反応してくれなかった。もう何人か引きずり込みたかった」
>「後続に飲み込まれるのは予定通り。(だが)世界で戦うには(引き離されないで)もう1回つけないと」

反省も述べる辺り、レースを通して状態の良さが窺えました。次回は4月開催予定のボストンマラソンのようです。期待しています。

筆者は、レース前に以下の11選手に注目していました。
招待選手→川内優輝、設楽悠太、一色恭志、青木優
一般参加→山本憲二、延藤潤、野中優志、照井明人、浦野雄平、星岳、中村信一郎

結果・・・星岳選手は優勝、浦野選手も3位。山本憲、川内、野中、一色の4選手もひとまずサブテンは達成。一方、青木選手はサブテン僅か届かず15位、延藤選手は他選手との接触で脚を痛めたようで30位、設楽悠太選手はハーフを過ぎて後退し31位、中村信一郎選手は30km地点通過後に棄権、照井選手はDNSでした。結果が出てから合う箇所、合わない箇所を照らし合わせてフィードバックするのは割と好みです(←自己満足)。

今日はここまでにします。時間と余裕があれば、次回は東京マラソンに出場する主な有力選手と日本代表を巡る争いを、JMCパフォーマンスポイントに絡めて特集できれば、と考えています。本日もありがとうございました。

いいなと思ったら応援しよう!