Take Me Out to The... 第35週

 促されるまま、透は手近な席に腰をおろし、女神がその隣に座った。何かがおかしい。こういう感じになる予定じゃなかったはずだ。だが、女神の隣に座ることには成功したので、透はよしとした。彼は結果主義者なのだ。結果が良い時に限るが。

 ふたりが座ったのを皮切りに、残りのメンバーも三々五々席に着いた。

つづく

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Sheep Magazine
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