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2018年11月の記事一覧
Take Me Out to The Ball Game!! 第68週
そうしてショップから出ると、いつの間にか球場周りの人手が一気に増えていた。
「もうすぐ開場時間みたいだね。早く行こう、青山くん」
女神はそう言うと、やおら透の腕を掴んできた。透は胸が一気に高鳴るのを感じる。ことによっては、この状態が永遠に続いても構わない。だが次の瞬間、その感慨も吹き飛んだ。
「ほら、早く早く!」
「ちよっ、ちょっと待ってよ、結城さん!」
女神は透の腕を引き、勢いよ