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2024年8月27日(火)ギミー・シェルター

17時44分現在の週間天気予報を見ると、水曜から雨が降り出し木曜になると終日雨。もっともひどくなるのは金曜未明のようだ。最大降水量18mm、最大風速12m。まだどうなるかわからない。

朝食は、御飯に納豆、玉子焼き、焼き鮭、オクラ。

書店受け取りで定期購読している『ブルース&ソウル・レコーズ(BSR)』誌が届いたとの連絡があり、受け取りに行った。ちょうどお昼どきだったので、先に外食で肉うどんとぼた餅。続いて書店へ。クレジットカードのポイントをTポイントに移しているのでこういう時に利用する。900ポイント使う。

『BSR』誌も今年で30周年だそうだ。私は前身(前々身?)『ブラック・ミュージック・リヴュー』誌の頃から読んでいる。さらにそのまた前身の『ザ・ブルース』誌もバックナンバーで揃えたりした。当時熊本の繁華街には大きな紀伊国屋書店があり、そこにバックナンバーが置いてあり非常に助かった。

とにかく、黒人音楽を中心に聴いている者にとっては必須の雑誌が『BSR』誌である。一時は厳しい状況にあったようだが、今後も質の高い雑誌作りを期待している。

ザ・ローリング・ストーンズの『ライヴ・イン・オーストラリア1973』を聴いている。「Brown Sugar」「Bitch」「Rocks Off」に続く4曲目が「Gimme Shelter」である。グイグイ迫る曲が続いた後、少しペースを落としたスケールの大きい曲だ。YouTubeでオリジナル版を聴くとやはり良い曲である。

69年の嵐の日、キースはチャック・ベリーのリフを考えながら窓の外を眺めてギターをかき鳴らしていた。そこで「Gimme Shelter」の曲のアイデアが生まれたそうだ。ラブ&ピースの世界は薄れ、ベトナム戦争に象徴される社会全体に漂う暗雲はまさに嵐の到来を予感させるものだった。「Gimme Shelter」の、どこか不穏な空気をまとった曲調に見事に表現されている。

歌詞の「Rape, Murder!」の部分を女性に歌わせようと、あちらこちらに電話してやっとつかまったのがメリー・クレイトン。彼女は教会でしか歌った事が無く、ストーンズの事も全く知らない。とは言え実力は十分。髪にピンクのカーラーを付けたまま現れ、2テイクぐらいで録音を終えたそうだ。抵抗のある歌詞だったろうが、曲の真髄を理解したからこそ歌えたのかも知れない。

夕食は、カニ玉丼、とり天、オクラ。

♪ The Rolling Stones - Gimme Shelter


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