2025年1月30日(木)大人びた子供と子供のような大人
晴れ。最低気温−1℃で寒かった。ウォーキングも寒さのあまり早足になる。しかし、車のフロントガラスが凍るまでには至らなかった。朝食は、御飯に小ねぎとちりめんじゃこ入り納豆に御飯の友、玉子焼き、ウインナー、ブリの照り焼き、海苔巻きちぎり揚げ、ほうれん草のごま和え。
お昼は、カップ麺(みそラーメン)、焼き芋。食後に鶴屋饅頭と黒糖饅頭(半分)。
少し前から指摘されてはいるが、小学生ぐらいの子供でも受け答えがしっかりしている。理屈もうなずけるし真っ当な事を喋ってはいるが、それだけに子供らしさから遠く感じて違和感がある。「子供は子供らしくしろ」などとは言わないし、これが時代の変化、ジェネレーション・ギャップというものだろうと理解しようとはしている。正直に書くと、時代遅れを感じさせられると気持ち的には落ち着かないので、あまり深く考えないようにしている。
一方、大人が大人らしい分別を失っている例が目に付く。これはさすがに気持ち悪くて怒りを覚えるケースもある。自分も高齢者なので自分の身を振り返ると、最低限の分別は持ち合わせているつもりだ。社会学的な分析など出来ないが、時代の流れが奇妙な人物を生み続けているのは残念ながら確かなようだ。大人びた子供は挫折を迎えた時どうするかだろう。子供のような大人はすでに挫折している気がする。自分勝手に挫折して他者のせいにしたがっている。
子供が大人と同じように遅くまで起きていたり同じ食べ物を食べたり、大人にとっても過激な情報や抜けきれない遊びがあったり、それをマイナスと思うか。
夕食は、御飯に高菜漬け、白菜と揚げの煮込み。
明日は、ライナーノーツを担当したトニー・ジョー・ホワイト『ブラック・アンド・ホワイト』とティナ・メイソン『イズ・サムシング・ワンダフル!』の発売日。特にティナ盤は、原稿を提出してからしばらく保留されていたので懐かしく思える。
アイズレー・ブラザーズ「It's Your Thing」(69年)。<モータウン>レコードと肌が合わなかったアイズレー・ブラザーズが、脱退すると同時に<モータウン>入りする前に作っていた自分たちのレーベル<T-ネック>を再開した。<モータウン>風から逃れて自由な発想で作られた同曲はR&B、ポップ双方で首位となった。力のこもったファンクに彼らの意地から生まれた音楽への熱意を感じる。同年リリースの収録アルバムのタイトルは複数形となる『It's Our Thing』。
♪ The Isley Brothers - It's Your Thing