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百田尚樹さんが党首を務める日本保守党は国政選挙で議席を取れるかどうかについて現実的な選挙分析を行いたいと思います
今回は百田尚樹さんが党首を務める日本保守党について
選挙分析していきたいと思います。
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日本保守党について
日本保守党(にっぽんほしゅとう、英語: Conservative Party of Japan)は、日本の政治団体。
小説家の百田尚樹とジャーナリストの有本香によって、
LGBT理解増進法成立後の2023年10月17日に設立された。
百田が代表、有本が事務総長、河村たかし名古屋市長が共同代表を務めている。
「日本の国体、伝統文化を守る」と主張し、日本におけるLGBTの権利、移民、男女平等に反対し、福祉排外主義、憲法改正、対中・対北朝鮮外交の強化などに賛成している
出典Wikipedia
と書いてありますが実際に国政選挙で議席を取るかどうかについて
分析を行いたいと思います。
国政選挙について
国政選挙では衆議院選挙、参議院選挙の2種類があり、さらに地方議員選挙では
市町村区長選挙、都道府県知事選挙、市町村区議会選挙などがあります。
衆議院の補欠選挙で当選とはなりませんでしたが飯山陽氏は24264票、
得票率14.21%を得ています。
この結果から導き出せる結論はマメな街頭演説による成果だと思います。
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保守党の飯山陽候補は、イスラム思想学者としての知名度があり、
作家としての知名度がある百田尚樹代表による応援演説や、名古屋市長である河村たかし代表の応援演説によって、同じ保守政党、参政党の吉川里奈候補の3倍近くの票を獲得しました。この努力は認めようと思います。
ただ、全国規模の国政選挙となってくると話が違ってきます。
資金力について
保守党の資金力は約4億円の党費といくらかの政治資金パーティーによる収入がありますが、国政政党であるれいわ新選組は7億7800万円、参政党は15億9400万円、
国民民主党は、17億8800万円あるのでそれに比べると
保守党は資金不足な感じが否めません。
次の年度への繰越金もあるので1年の収入の全部は使えませんとなりますと、
保守党は公平公正な政治資金パーティーを開催することや機関紙などを発行して
政党としての安定した収入源を確保する必要性が出てきます。
選挙での票数と選挙活動について
それに、参議院選挙では比例ブロック約100万票につき1議席、
衆議院選挙は一番当選しやすい比例代表近畿ブロックで
約30万票を獲得する必要が出てきます。
そうなると、毎日、全国でマメな街頭演説をやる必要が出てきて無償ボランティアにも選挙協力を手伝ってもらう必要性が出てきます。
自民党などの国政政党は地方議員や国政選挙の候補者や国会議員が全国津々浦々で毎日マメな街頭演説をやっていて無償ボランティアが活動しているからあれだけの得票数を獲得できていると思います。
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対して日本保守党は選挙の基本中の基本である選挙ポスターやビラ配りや候補者擁立のペースが遅すぎるとしか思えません。ボランティアも募集に消極的です。
こういう風になるのは執行部やスタッフに選挙に詳しい選挙のプロがいないから
こういうことになるのでしょう。
結論
結論から言いますと日本保守党が国政政党で議席を獲得する可能性はあまりないと言ってもいいでしょう。