パイレーツロック〜ロックと共に生きていく〜
あ〜ヒッピーになりてぇなぁ〜。
頭に縄みたいな紐付けてゆるっとゆるゆるのワンピース着て、人生なんてららーらららららら〜とか歌って裸足でスキップしたい!!森の中を。
それが私のユートピア。
けどパイレーツロック観てちょっと考えが変わったぞ!!!
私!!海賊の女になる!!!(海賊王ではない。海賊の女)
そのくらい、パイレーツロックで繰り広げられる船での生活は魅惑的でした。
ストーリーは、ドラッグと喫煙で中退させられたカール少年が母親の旧友の元に預けられる…って話なんだけどその預け先が船なんだよね。
違法でラジオを放送する。(だからパイレーツってわけ!!)果たしてそんな環境でちゃんと構成出来るんだろうか?って思うけど、ショック療法なのかな?!船のDJがみんなぶっ飛び過ぎて、カールがめっちゃ普通の子なのよ。むしろお利口さん。
時々船で可愛い女の子達がやって来て、乱痴気騒ぎなわけだけど(私はその女の子になりたい)
ロック聴いて自由な世界観がほんと良かった。
今の時代も昔と比べて割と自由なんだろうけど解放感が違う。って豊かな時代ではあるけど、何か物足りなくて開放的がない。無いものねだりかもしれないですが。
もちろん、違法を働いてるから、政府が潰しにかかるのだけども…。
潰したい政府とは逆に、イギリスの人達はその違法で放送されるラジオに日々の楽しみにしているんだよねぇ。
NO MUSIC NO LIFE…とはまさにこの事。
あ〜ロック最高。
公開時、この作品私好きそうだなぁ〜とおもったものの、舞台が60年代との事で、私好きな洋楽が70年代以降のものがほとんどだから楽しめるだろうか…と思ったものの、全然楽しかった。
むしろデヴィッド・ボウイがカバーしてた曲とローリング・ストーンズの曲は聞いた事あった。
60年代は、60年代で良い音楽がたくさんあるからもっともっと勉強しなきゃなぁって思ったし、
物語のクライマックスでプロコム・ハルムの青い影が流れのが反則だった。
この曲は今は亡き父から唯一プレゼントのリクエストがあったCDの曲だったので唯ならぬ感情移入が…。父もまた、その時代に青春時代だった人なのだなぁと、改めて感じました。(なんか昔パンタロン履いてヒッピーみたいな格好してたし)
しかし、この潰そうとする政治家が、大好きなテネットでもそうとうイラついた悪役、ケナス・・ブラナーだったのでまたしてもイラつかされた…。
なんだかんだで出演者が大物ばかりで驚きました。
個人的には、無口でタバコを吸ってるだけのDJマークにメロメロでした。
ほんと、自由に解放的にロックンロールしたい。
……っていうか、まずはライブ行きたいなぁ。