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『Fe』ゲーム紹介

『Fe』というアクションゲームのご紹介。どんなゲームか知りたい人に向けたプレゼンと感想文。
まずタイトルが読めない。どうも世界中わりと読めなかったようで公式が「なんて発音するの?」という動画を出したことがある。
スウェーデン語で「妖精」という意味なので、正しい発音はGoogle先生に聞いてほしい。
知名度は無いだろうが私はRTAを走るくらい気に入っている。興味を持つ人が増えてくれると嬉しい。
(※こちらの記事は完全に個人の趣味で書かれたものであり、発売元のElectronic Arts、および開発元のZoink games(現Thunderful Games)とは無関係です)


オープニング画面。この森がゲームの舞台。

特徴、おすすめポイント

落ち着いた雰囲気の3Dアクションゲーム。主人公のFeを操作して仕掛けを解きながら森の中を進んでいく。
文字による説明がほぼ無く、穏やかな音楽も相まって基本はとてもゆったりしたゲーム。
最初は歩行とジャンプくらいしかできないが、道中でピンクのクリスタルを集めると木登りや滑空ができるようになる。
また、出てくる生き物たちと仲良くなることで力を貸してもらうことができる。例えば鳥であれば背に乗せて飛んでくれるたりする。
生き物たちにはそれぞれ対応する鳴き声(ゲーム説明では「歌」と表現される)があり、Feは色々な鳴き声を覚えることができる。
鳴き声に対応する植物も存在し、歌うことで足場を作ってくれたり高くジャンプしたりできる。
敵は出てくるが倒すことはできないし、こちらから攻撃する手段もほぼ無い。かくれんぼしながら進むことになる。
ただアクション難易度はそれほど高くはない。多分小学校低学年でもできる。

ちょっと心が疲れたから穏やかなゲームがやりたい、というときにおすすめ。ボリュームも多くはないのでさくっとクリアできるはず。
敵から隠れなければいけないときだけちょっとどきどきするかも。あと急に見つかった時とか。
あとこの見た目が気に入った人にもおすすめ。
出てくる生き物たちは言葉は分からなくても動きがとても可愛らしい。特にムービー中。
個人的なおすすめはとかげちゃん。Lizzyboyeという名前がファン投票でついた。
わりとそこらじゅうにいる。仲良くなるとついてくるし、抱えて一緒にジャンプしたりもできる。とかげエリア入口にはとてもいっぱいいる。みんなでぞろぞろ移動してジャンプする様が大変かわいい。あととかげの歌入手後のムービーがとてもかわいい。個人的お気に入りムービー。
・・・もちろんとかげちゃん以外の生き物たちも可愛いので、あなたのお気に入りを探してみてほしい。

ストーリー

このゲームはストーリーを明確に説明されない。
なんせ人間の言葉がほぼ出てこない。ユーザーの解釈に委ねているとのことで意図してそうなっている。
ただ伝えたいポイントはムービー中に明示してくるので、何も分からんかったにはならないはず。
以下、物語の導入を簡単に説明する。

とある森で目覚めたFeは、仲良くなった子鹿と森を探検していた。
しかしサイレントワンという謎の存在が現れ、子鹿を捕まえて連れ去ってしまう。
Feはサイレントワンを追いかけて森の奥へ。行く先々でサイレントワンに生き物たちが捕まり、森が荒らされていく。
森は元の平穏を取り戻せるか、そしてサイレントワンとは何か。

最序盤の紹介

スタート直後は静かで穏やかな森の中。
辺りを見回したくなるが、Feが小さいためカメラをかなり動かすことになる。回しすぎのカメラ酔いに注意。
ちょっと進んで子鹿っぽい生き物とご挨拶。どうも額に口があるらしいことは気にしない。かわいいのでヨシ。
ゲームシステムを把握しながら子鹿と共に森の奥へ。不思議な広場に大きな木、小さなトカゲのような生き物たちともご対面。
しかしのんびり散歩の雰囲気から一転、サイレントワンとの邂逅で空気が変わる。
サイレントワンは機械のような見た目の謎の存在。見つけた動物を捕まえようとしてくる。Feも例外ではない。
今まで流れていた穏やかなBGMは消え、辺りから生き物の気配が消えたような雰囲気へ。
そして仲良くなった子鹿がサイレントワンに捕まって連れていかれてしまう。
逃げるしかないFeは更に奥へ進むと、大きな鳥がサイレントワンに拘束される場面に遭遇、更に卵を持ち去られてしまう。
Feは卵を探して駆け回る・・・

プレイ時間

初見クリアまで4~6時間くらいだと思う。それほど規模の大きいゲームではない。
代わりに価格もお安め2000円程度。お値段相応のボリューム。

注意点、欠点

プレイする上での注意や不向きだと思われる人について。
まずPC版(Steam)だと設定が面倒。Electronic Artsのアプリを入れないと遊べない。SwitchやPS4等のゲーム機ならアプリ不要なのでゲーム機をおすすめする。
ゲーム内容について、刺激が強いゲームではない。難しいアクションが要求されるわけでもない。刺激を求める人には向いていない。
物語を説明されないので、はっきり示されないお話が嫌な人にも不向き。
操作面では、カメラを回したくなるが回しすぎると酔う。
あと迷ったときのガイドはあるが、たまに役にたたない。基本ちゃんと示してくれるが時々そうでなく、という場所を示したりする。
隅々まで遊びたい場合、収集要素の石碑が1つだけとても変なところにある(多分配置ミス)。見つからなかったらSteamのコミュニティハブをチェック。

その他もろもろ

再度の注意になるが、PC版は設定が面倒なのでゲーム機でのプレイを強くおすすめする
なおRTAをする人は最速環境の都合でもれなくPC版になる。面倒だった。
あと何か調べたいときにタイトルが2文字な上に「F」「E」なので検索すると大体ファイ〇ーエ〇ブレムがヒットする。ニンテンドーストアの検索結果は推して知るべし。
何か困ったらSteamのコミュニティハブに大体書いてあるのでそちらへどうぞ。見つからなければ常若の国の入口を見つける気分で頑張りましょう。
「Fe」に加えて「EA(またはElectronic Arts)」とかで検索すれば多少見つかりやすくなる、かも。
もし物語を少し深掘りしたくなったら、過去の出来事が収集要素の石碑に少しだけ描いてある。ただこちらはユーザーの解釈に完全に委ねられている部分なので、想像したい人は自由に想像してみると良い。私も正直そんなに分かってないので何なら教えてほしい。

あとついでに私の宣伝になってしまうが、プレイ画面が見てみたいと思った方は下記をどうぞ。過去にRTAイベントで私が走った時の様子である。
クリア前であれば小鳥が出てくる辺りまでで視聴を止めた方が後の楽しみのために良いかもしれない。
少なくともクリア直前のムービーは見てはいけない。思いっきりネタバレをくらう。

クリアした後で見ると、どこ行くねんというルートで走っているので面白いと思う。

以上で紹介を終了する。
静かな森を歩く気分で落ち着いてゲームを遊びたい方はぜひ。
私のように全力で駆け抜けなくて良いのでのんびり楽しんでほしい。
もしもう少し知りたくなったら、公式サイトは下記。
https://www.ea.com/ja-jp/games/fe


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