[前編]最強の執筆環境とはなんぞや
人生の半分以上を費やして、小説を書いている。
それだけ継続していれば、読んだ量も書く量も、そこそこである、自負と自覚はある……が、書き上げた、となると話が変わってくる。
いや、短編はわりと得意なのだが、長編になると途端に冗長さが目について、途中でどっせい! と放り投げるきらいがある。ほんと、長編書ける人尊敬する。その体力と忍耐力は何処から沸いてくるの、仕事が済んだ後に執筆するとか超人ですか妖怪ですかと問い質したくなるが、まぁ周囲のアマチュア作家の悩みは書きたい・書けないに落