山と谷をくり返し ~4月のまとめ~【ポルトガル留学】
人生山あり谷ありというが、ここ最近良いことがありすぎて次に訪れるであろう谷に怯える日々だ。持論として、山と谷は不定期ながらも交互に訪れ、その高さと深さの絶対値は同じであるような気がしている。つまり山が高ければ高いほど、次の谷はそれだけ深いものになると思っている。落ちるなら一気にではなく、棚田の斜面のようにでこぼこと落ちていって欲しいものだと願うばかりだ。
逆に考えれば、4月は谷の1ヶ月だったとも言えるかもしれない。というのも第2週頃に思いっきり体調を崩してしまったのだ。止まらない鼻水、咳から始まり、そんな中で課題を一夜で終わらせてしまおうと無謀な挑戦をしたのが決定打になったのだろう。1週間寝込み、熱は39度にまで達した。日本にいる時は高校で3年間皆勤賞を取るぐらい元気な人間だったのに、ポルトガルに来てからというもの、体調を崩す頻度が高くなった。自分の気付かないところでストレスが溜まっていたりするのだろうか。天気は夏のように晴れているのに、家から出られない日々を過ごすことになってしまった。晴れ大好き人間としては悔しいばかりだった。
体調が回復してからは、日々アクティブに過ごせていると思う。部屋から動けなかったことからの反動なのか、今まで以上に時間を無駄にしないように気をつけながら過ごしている。思いつきで始めた、1週間の目標を月曜日に立て、それを実行するというのが案外上手くいっている。やる必要があることを明確にしておくことで、何をしようかと迷う時間や迷うふりをしながらスマホに手を伸ばす時間を減らすことができ、やるべきことを実行する時間が増え、結果的に目標を達成することにも繋がっているという感じだ。これをルールのように遂行し続けるのもなんだか窮屈な感じがするので、ゆるゆると続けていけたらと思う。
あと余談だが、大学生活で達成したい目標も決まった。英語でCEFRで言うところのC1、ポルトガル語でB2にあたるようなスコアを達成したいというものだ。最近は就活にも手をつけ始め、働き始めてからのことを考えることも多いが、仕事に関わること以外で学びを深めることがどれだけ難しいか、ぼんやり見えてきたような気がする。それならば大学のうちに今自分が達成したい学びはやり切ってしまおうという話だ。留学の終わりが見えてきた今、この期間の終わりを学びの終わりとするのではなく、むしろきっかけやモチベーションにしたいと思うようになった。果たして達成できるかどうか、2026年3月の自分が楽しみだ。
長い長いと思っていた留学も残り2ヶ月となった。今心にあるのは、授業や課題、迫り来るプレゼンを悔いなく終えたいということ、そして何よりも悔いなくこれからの2ヶ月を楽しみきりたいということだけだ。Noteも思っていることを整理する場として最高なので、できる限り更新していきたいと思う。2週間後には、小学生の頃の夢が叶う予定になっているので、そのnoteも書けたらと思っている。
P.S. 山と谷で思い出しましたが、円安ってどうにかならないんでしょうか?経済のことはよく分かりませんが、ジリジリと生活を圧迫されている気がします…
あと僕が日本円をユーロに変えた瞬間に円高になるのもやめて欲しいですね。日銀さん、為替介入するより僕に連絡ください。すぐに円高にしてみせます。
【今日の一枚】
この建物は通学路にあり、どうやら世界遺産か何からしいのだが日常の風景の一つと化してしまっていた。ちょうど友達が遊びにきてくれたので、いい機会だと思って入ってみると想像以上に綺麗な景色と出会えた。外から見るとただの四角い箱みたいな建物なのに…
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