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今シーズンを振り返って

まず、今シーズンもお疲れ様でした。
ばんえい記念も無事全頭完走し、ホッとしているところです。

さて、今シーズンですが1年振り返って個人的に1番思ったことは……

最初から最後まで馬場が軽かったかな。

夏頃は重たかった時もあったかもしれないが、例年に比べると馬場水分量が高めであり、天候に影響されやすい印象を持った。

本題に戻って……今シーズンを主観的に振り返ろうと思う。
まずは能力検査から。色々ありましたね………
馬の顔を蹴った。かわいそうだ。虐待だ。
ニュースなどでも蹴ったところしか映されず、誰がみても不愉快になるような切り取り方で個人的にはどこか悔しい気持ちであった。もちろん良くないことは良くないが、「目的」が大事だなと思わされた。
能力検査で特に印象に残った馬はキングフェスタ、クリスタルシャーク、キョウエイハンター、ミヤビウルフ、ギンノカミカゼの5頭。特にギンノカミカゼの末脚にはとても驚かされた。亡くなってしまったのは残念だが、これからのフクノカミカゼ産駒に期待を持たせてくれた馬だったかもしれない。

シーズンスタート。
鈴木恵介騎手が自粛、松田道明騎手が怪我で不在の中シーズンが始まる。シーズン前半は今年大躍進の渡来騎手、菊池騎手がトップ争いをしていた。
来シーズンもこの勢いで若手、中堅が上位に食い込めることを期待している。
馬では残念なニュースも。ばんえい記念を勝ったホクショウマサルが急逝。ばんえい競馬の顔とも言えるような馬が亡くなってしまったことは大変ショックではあった。記憶にも記録にも残る馬で馬格もあっただけにレースや種牡馬として活躍するところをまだまだみたかった。
一方で今年、大活躍した馬も。
オークスや菊花賞を獲ったサクラヒメは特にそう思う。
平場では連勝連勝で勢いよく、重賞も勝ったり馬券内とずーっと安定して走っていたと思う。これからはオープンで走ることが多くなると思われるため現役牝馬を代表するような馬になることを期待している。
オープン古馬はホクショウマサル、オレノココロ、コウシュハウンカイ、ソウクンボーイが不在でフレッシュなメンバーであったが、メムロボブサップやアオノブラックの6歳、7歳のアアモンドグンシン、キタノユウジロウなどこれからのばんえい競馬を背負うような馬たちの活躍がみることができた。これからも活躍も期待している。
旭川記念を獲ったセンゴクエースはシーズン途中での引退となってしまったが、種牡馬として活躍が楽しみだ。
全兄のブラックシシも種牡馬をしているだけに、2頭でどのような違いが出てくるかも気になるところ。
今日のばんえい記念はキタノユウジロウが熱発で除外になってしまったのは残念であったが、メジロゴーリキが優勝。冒頭でも書いたが全頭無事にゴールしたのは本当に良かった。
ただひとつ不満というか希望を言うなら、第2障害をすんなり越えるばんえい記念はあまりみたくないのが本音。
時系列的に飛びすぎたかもしれないが、簡単にまとめるとこんな感じかもしれない。

来シーズンに期待することは馬場が天候に大きく影響されないこと、新たなスターホースが出てくること。
そして無観客開催にならないこと。
来シーズンも無事平和に開催されることを祈っている。

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