ポッドキャスト
2021年の中秋の名月からポッドキャスト『月夜のひとさじ』をはじめておよそ3年。使用しているアプリの録音機能がなくなるという不測の事態が起こった。
わたしは考えた。
これは、啓示かもしれない。
現在、わたしのポッドキャストは新月と満月に配信しているのでだいたい月に2回、内容はほぼピース又吉さんの話と朗読。毎回好き勝手に話して時間は三十分くらいにおさまるようにしている。しかし今年に入ってから、書くことにもう少し力を入れたいなと思うようになって、普段ポッドキャストで話していることを散文にして書くのもいいなと思いはじめていた。とはいえ、朗読は趣味なのでやりたい気持ちもあったり、ポッドキャストをはじめた当初、#100までいけるかなというぽわんとした目標もあったのでポッドキャストをやめようとは思わなかった。そんな中での今回の録音、編集の機能がなくなったというのはある意味で一旦お休みするためのいいきっかけかもしれないと思った。でも3年間やってきたポッドキャストへの思い入れもあり、とても悩んだ。
今、#71まで来ているので微妙に中途半端ではないか。
まだ、宮沢賢治の「銀河鉄道の夜」を朗読できていない。
ステキな又吉さんをお伝えできない。
でも、考えてみれば、朗読以外は書くことでもできるんじゃないの、と。
ここは思い切ってお休みして、お休みというよりは書くことに移行して続けていけばいいのでは、と。
そういったわけで、ポッドキャスト「月夜のひとさじ」は一旦お休みになります。わたしのぽったりとした眠くなるトークや朗読をずっと聴いてくださってた方、本当にありがとうございます。これまで以上に短歌や散文をたくさん詠み書きしていきたいと思います。この、noteの投稿も増やせるようにがんばります。
今後とも紺屋小町をよろしくおねがいいたします。