見出し画像

3Dプリント鉢のRe-NEWALについて

こんにちは。KONYです。
Re-NEWALは、2022年の秋にアガベという魔性の植物に魅入られ、虜になってしまった、宮城県名取市在住の落ちこぼれサラリーマンが始めた3Dプリンター鉢屋さんです。

どんなきっかけでアガベを知ったのかは覚えていません。
ただ、ふと気付いたら「趣味の園芸アガベ 12ヵ月栽培ナビ NEO」が手元にあったんです。

問題の本

この本を開くと、荒々しくも荒涼とした大地を生き抜く力強さを体現したアガベ達の、勇壮なフォルムが目に飛び込んできました。

すぐに欲しいと思い、近くの花屋さんへ行きました。
そしたら、ブルーならあるよ。と言われましたが、良く分からなかったのでそれを買いました。たしか1,500円ぐらいったような気がします。

こちら1,500円で買った、アガベ チタノタ ブルー。※画像は1年育てたものです。
思えばここから全てが始まりました。

問題のアガベ

そして奇しくも、時は3Dプリンター家電化時代へと突入していたのです。
以前は高額で扱いが難しかった3Dプリンターが、決して裕福でない私にも手が届き、素人の私でも取り扱える程に進化を遂げていました。

ならば3Dプリンターでアガベが映えるカッコいい鉢を作りたい。
そして欲を言えば、植物を健康に育てるための機能性も備えていればなおGood。
ちなみに、初めて購入したのはCreality社のEnder-3 S1 Proいう機種になります。
非常に頑強で操作も分かりやすく、造形精度も高いので頼れる相棒です。
但し、ベッドレベリング操作は手動でやる必要があるのでここでドはまりしました。
※初めてやった時は必ずハマる作業かと思います。

ということで、3Dプリンター鉢製作を行っている諸先輩方の作品を参考にしながら試作を重ねていきました。
そこで出会ったのがジャイロイド構造です。

外が透けて見えるジャイロイド構造


簡単に言うと、もんのすごく小さい穴が無数に空いていて、それでいて構造的に強い特徴があります。
このジャイロイド構造を使えば、排水性と保水性に優れた鉢の構造が実現できます。
よし!これで行こう!!と始めたは良いけれど、まず作り方が全然分からず、、、
情報を公開して下さっている諸先輩方に助けられなんとか形にすることは出来ました。本当にありがとうございます!
そして、そこから3Dプリンターで出力する際の制約などが絡んできて、デザイン調整、鉢としての使い心地の追求のため、さらに試作を重ねた結果、、、

やっとこさ透け透けのジャイロイド構造を持った鉢の第一号が誕生しました。
名付けて「Re-NEWAL鉢」です。

Re-NEWAL鉢「Commune」横から
Re-NEWAL鉢「Commune」斜め上から

形になったので、買ってきたチタノタ ブルーを植え替えました。
が、その時の写真が残っていないんです。
撮ったはずなんですけどね。。なぜかな?。。

ということで、植え替えて1年と少し経過したブルーの現在の姿を載せて今回は終わりにしたいと思います。
※白いのはハイポネックスの微粉タイプです。掃除しないとこうなってしまいます(泣)
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
また次回の記事でお会いしましょう。

夏に甘やかしたので下葉がベロンとしているブルー 横から
夏に甘やかしたので下葉がベロンとしているブルー 斜め上から


Re-NEWAL鉢販売サイト


いいなと思ったら応援しよう!