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機械学習×PdM×スタートアップ:EXPLAZA転職で感じた生成AIの可能性

はじめまして、株式会社エクスプラザの小沼(@konumaruuu_v2)です。

エクスプラザは「プロダクトの力で、豊かな暮らしをつくる」というミッションを掲げている会社です。

事業は生成AIのプロダクト開発支援**「EXPLAZA 生成AI Partner、コンテンツ生成AIMark」**の2つを展開しています。 2024年9月に転職をしており、生成AI Partnerの事業をメインに関わっています。

自己紹介

これまでのキャリアはSaaSの会社でML Engineer / DS → noteでPdM → EXPLAZAで色々(現在)となっております。

機械学習周りの知識をはじめとしたエンジニアリング、PdM周辺に必要な業務諸々を経験して、もう少しコンパクトな会社で会社、事業について広くコミットしたいと思ってスタートアップに来てみました。

入ったタイミングがものすごくよかったぽく、ちょうど事業にいい動きがあり早くもいい経験ができてます。

生成AIで技術検証の価値が変わった

技術検証が必要な研究開発の領域ってめっちゃ広いと思ってます。
音声合成、画像生成、文章生成、需要予測、CTR予測、異常検知など。

これらを様々なニーズ、例えば車の工場ラインで異常検知、ECサイトのレコメンドにおける画像生成、公共施設の案内音声などそれらにマッチした形で技術的に実現可能なのかを検証する必要がありました。

こういった技術を社会実装できるかどうか、を図にしてみると以下のようになると思っています。

これらが生成AIの登場によって以下のように、比率がシフトしたと認識しています。

つまり生成AIの登場によって、失敗する確率が高い技術検証に高いコストを投資する必要がなくなり、社会実装に踏み切れる領域が広がったと言えます。

技術検証が必要な領域が生成AI(LLM)では解決できない領域のみに狭まり、逆に社会実装に踏み切れる課題が増えたということです。

そういった背景から、ML Engineerの技術検証の必要性が低下した、且つ、MLとPdMの両方の知識の必要性が高まりを感じています。
この流れの中でML Enginnerであり、プロダクトマネージャーのキャリアを作れてたのは運がよかったです。

EXPLAZAで何してるの?

なんでもやるよ、という気持ちで入ってきたのでなんでもやってます。
採用、開発、商談、営業のお手伝い、コンサル業?、社内のDX化とか。

一番刺激があったのは商談の中で、自社で生成AIを活用したDX推進や新規事業を実現しようと思っている方が多くいることです。
さらに今このポジションだからこそですが、それを多くの会社の経営層とディスカッションできるのはとても刺激になります。

その中で会社や事業に対する自分の目線の変化を感じています。
今まで事業会社の中で働いているときは自分が所属している事業を通してどうやってよくするかと考えるのが普通でした。
それがAIやプロダクト開発を強みとしてる我々がどうやって社会を良くするかに代わりました。

この視点の変化を当事者として持てただけでもEXPLAZAに来てよかったです。
転職活動をする中で、知識と知っていてもそれを実践できる環境はそうなかったなと今でも思います。

事業と興味の歪みがなくなった

元々技術が好きでこの業界に入ってきたが、会社員をやるとどうしても事業に貢献しているか、を意識してしまう。意識しないようにすることもできたが、自分はあまりそれが向いてなかった。

EXPLAZAがやっている生成AI Partnerという事業では、事業領域やドメインを意識することなく、守備範囲が広ければ広いほど仕事につながる状況になっている。

今は技術的に本当に面白いタイミングだと感じてて、思う存分にこれに没頭するのにこんなにいい環境はない。なので、なんの背徳感も感じることなくあらゆる情報を拾いに行けるのはかなり健全だな、と日々感じる。

さらに今は資本業務提携を経て徐々に株式会社 松尾研究所と働く機会も増えて来ている。今まさに実務部分の対面に自分が立たせてもらっており、これから双方の事業をもっと大きくするぞ、という話をしている。

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