鶴野 充茂「何が言いたいの?」ともう言わせない! 説明の技術見るだけノート
仕事をする上では、コミュニケーションは切っても切り離せません。
特に、上司への説明は苦手意識を感じています。
そんな中、先輩から一冊の本をお借りしまして、この休日に読んでみました。
いわゆる話し方、プレゼン、伝え方など、同じようなジャンルの本が多くある中、本書は全てのページにイラストが書いてあり、よい例・悪い例がそれぞれ載っているため理解しやすかったです。
印象に残ったのは、
説明の目的は、「相手を動かすこと」である
ということです。言われてみれば、当たり前のことですが、とにかく伝えることに意識がいってしまい、相手としては「で、なんなの?」となってしまいがちなことも多々ある気がします。
そのために、
①要望を明確に伝えること
②相手が動く理由を伝えること
が、大事とのことです。
具体的に言えば、①「〜〜してください。」としっかり伝えること ②「今決定すれば、来年度から動ける」など、動くことによるメリット、動かないことによるデメリットを伝えることがとのことです。
また、説明は、目の前の相手だけが対象ではなく、聞き手に「社内の会議で共有してもらうこと」や「聞き手の上司に了承を取ってもらうこと」など、こちらも「相手を動かすこと」が目的として、説明していくことが必要だと感じました。
今まで、多くの同じような本も読んできたはずなのですが、いまだに身についていないのは、やはりインプットだけで終わってしまっていたことが大きい気がします。
少しでもいいので、アウトプットも意識して、今までとは違った学びにしていきたいと思います。
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