這い寄る混沌
アニメ関連のコラムをまとめたものです。
気になったゲーム関連記事のまとめ
ウルトラマン・ウルトラセブン関連の個人的な研究・検証・コラムをまとめた記事です。
ウルトラセブンの放送された映像を基に、気になったシナリオや一部シーンのコンテを添削してみたものです。 (用語の説明:赤いシーンナンバー=新規または大幅に変更のシーン O・L=オーバーラップ F・I=フェードイン F・O=フェードアウト)
自作したゲームや作品などについての記事。
なつかしい同級生のアニメシリーズ 今は亡きエルフの傑作とされる恋愛アドベンチャーゲームの「同級生」は、およそ30年の時を経て「同級生リメイク」として令和の世に復活しました。 「同級生」は1994年にピンクパイナップルよりOVA化されています。 当時は15禁としてリリースされましたが、内容自体はナンパゲーとしての側面が強かった原作よりもドラマ性が強化され、青春学園ものとして昇華されたために大変に好評となりました。 主人公は原作を忠実に再現されていますが同時に脚色も加えられ
本エピソードは前回の記事でも数多くの問題点について色々解説をさせてもらいました。 本話の問題点を再度まとめると、 ビジュアル重視や番組アピールありきの演出でシナリオがおざなりにされている シナリオが「宇宙人の暗躍」にばかり目が行き過ぎて、打開策にまで手が回っていない キャラの設定が推敲されていない(ダンやフルハシ) 冗長なシーンが多くて纏めきれていない 仕上げの編集が雑 以上の点から突っ込み所の多いシーンがとても目立ってしまい、結果として完成度の低いエピソードに
先日、発売されたホラーゲーム『クロックタワー:リワインド』はかつてスーファミでリリースされた『クロックタワー』のリマスター版です。 スーファミがベースですが、PS移植版の追加要素があったり、さらに新要素や機能が追加されていたりとユーザーからは大変好評となっています。 私もこの『クロックタワー』シリーズは大好きで、『DEMENTO』も含めて『3』以外は全部プレイしました。 さて、この第一作のクロックタワーの舞台となるバロウズ邸ですが、公式ではこんな外観をしています。 ス
第3話「湖のひみつ」と一緒に一番最初に制作された本作は、最初期のエピソードながら非常にクオリティの高いホラー作品となっています。 元々本エピソードの原案はウルトラマンの制作最初期に作られたものです。それが「ミロガンダの秘密」として制作されているので、「緑の恐怖」も怪奇性が強かったウルトラQやウルトラマン初期の雰囲気にとても近いものとなっています。 本話の演出を担当された方もホラー演出を得意とする野長瀬三摩地監督であり、ウルトラセブンでも屈指のホラーエピソードとして丁寧に作
ペガッサ星人が登場する初期のエピソードですが、最初期ながら完成度の高いストーリーやドラマの奥深さからファンの人気が高いお話です。 自分もこのエピソード自体は好きで、色々と考えさせられる要素が多いのですが、ドラマと特撮を総合的に見てみると、「子供受けはしないな」というのもハッキリ感じられてしまいます。 円谷英二の評価と考察 こちらの記事でも書いていますが、円谷英二監督はこのエピソード及び一緒に制作された第4話「マックス号応答せよ」については試写で「見せ場が悪い。派手なとこ
アーマード・コアシリーズはPS1時代の初代からプレイしていますが、このラストレイヴンを最後にPS3以降の作品には触れていません。 というのも、ACシリーズはAC3まではそれなりに遊べていたのですが、『ネクサス』からはユーザーから大不評を買うほどゲームデザインが大きく変わってしまったので、遊び難くなってしまったのは有名です。 PS2最終作の『ラストレイヴン』でそれなりに遊べるようにはなりましたが、それでもゲームバランスが壊滅的に悪かったのには変わりないため、以降の作品を敬遠し
ウルトラセブンに登場する宇宙人や怪獣で有名どころな物と言うと、 エレキング メトロン星人 キングジョー ギエロン星獣 ガッツ星人 といった物が思い浮かぶと思われます。 では、有名じゃない他の宇宙人や怪獣となると図鑑無しではすぐに名前が出てこないことがあるかもしれません。 実はウルトラセブンは他のウルトラシリーズよりも、宇宙人や怪獣の名前が実際の放送映像の中で示されない傾向があります。 3話・ピット星人 9話・チブル星人 14/15話・キングジョー 17話
ウルトラセブンでは全49話中、3回前後編のエピソードが作られました。 14・15話『ウルトラ警備隊西へ』 39・40話『セブン暗殺計画』 48・49話『史上最大の侵略』 前後編のエピソードは一種のお祭り回であり、通常のエピソードよりもスケールの大きい物語が展開されます。 前編の幕引きの仕方もそれぞれ異なりますが、キングジョー編だけはセブンの戦いの最中で次回に続く、という続きが激しく気になるような演出になっていました。 この前編のクライマックスとその幕引きの違いは、後
2013年頃まで格闘ゲーム『MUGEN』でキャラクターの制作を行ってきました。 現在は引退しましたが、この『MUGEN』によるキャラクター制作は、自分にとっては初めての『ゲーム制作』でもあり、とても貴重な経験になりました。 そのノウハウを活かして、制作を行ったフリーゲームがロックマンX風のクローンゲーム『ロールちゃん&レヴィアたん』でした。 ◆ゲームの概要 簡単に言うなら、ロックマンXシリーズとは別シリーズのロックマンキャラを使って、ロックマンX1~6までのボスとバトル
ウルトラセブンにはウルトラマンからの新要素として味方の怪獣・カプセル怪獣が登場します。 ウィンダム、ミクラス、アギラと3種類が登場しており、敵宇宙人や怪獣との大怪獣バトルが展開されます。 前作のウルトラマンでもレッドキングvsチャンドラーやアボラスvsバニラなどの巨大怪獣同士の対決がそこそこあり、どれも迫力に満ちたものでした。 ウルトラセブンに登場する敵は基本宇宙人なので、怪獣が暴れ回るウルトラマンのようなエンターテインメントを作るのは困難でした。 宇宙人の手下の怪獣もセ
フロムソフトウェアの戦闘メカアクションゲーム・ARMORED COREシリーズには色々なラスボスが登場しました。 PS3以降の作品のラスボスはゲームデザインが大幅に変化したこともありますが、個人的にはあまり印象に残らない感じがあります。 というのも、PS1~PS2のACシリーズはメカアクションであると同時にアドベンチャーゲームとしての側面もあったためか、ダンジョンの奥深くで待ち受ける未知の敵という造りになっています。 故に登場するラスボスは『旧世代のテクノロジーで生み出さ
『ウルトラセブンの戦闘シーンは、ウルトラマンに比べると地味』 ドラマ性が強く、50年以上経ってもファンからウルトラシリーズの傑作と讃えられるウルトラセブンですが、上記のようなネガティブな評価もあります。 実際、ウルトラセブンはドラマ重視の作風ですが、反面エンターテインメントとしてはやや弱く、その辺りはあまり注目されているとは言えません。 ウルトラセブンはクライマックスで怪獣と派手に戦うウルトラマンとは異なり、時には『巨大化しない』『敵と直接戦わない』『巨大化しても派手に