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月にも負けず、雲にも負けず、冬の大三角?

この星図せいずの星空は全天ぜんてんの中でも一番すばらしく、「クリスマスの空」といってもいい。クリスマスの日のま夜中ごろ、星空はちょうどこんな具合になるからだ。ここには1等星とうせいが8あるけれども、君たちはみつけられるかな。

H.A.レイ 文・絵『星座を見つけよう』福音館書店

昨夜仕事帰りの23時過ぎに見上げたオリオン座は、これよりほぼ1時間後のもの。

秋にその年初めてオリオン座を見つけると、あ、もうそんな季節か、と思う。

冬から春にかけて、南中を過ぎて傾くオリオン座を見るにつけ、あ、もうそんな季節か、と思う。

玄関に入る前に、うちの駐車スペースから南の空を見上げてみた。

いい感じに人工物である電線も入るが、広角で撮ると南側の家も入りすぎるか。やはり屋上から撮ることにする。目指すは0時ジャストだ。

大きめの玉ねぎを丸々1個ラーメンに使った関係で、切るのにも、食べるのにも時間がかかり、0時は軽く過ぎた。

汁をいつも通りすべて飲み干し(半分残せといつも医者に言われているが)、ぽかぽかの体で屋上へ。

屋上に出るドアを開ける。え?

月明りでくっきりできる影。

稲垣先生の文章だったように思うのだが、現代の都会では月の光で影ができることを知る人は少ないだろうというようなことが書いてあった。

うちの屋上ではしばしば体験する。

満月でもないのに…と思っていたが、たった今調べたら、実は満月だった。

さて、超広角の8mm(35mm判換算16mm)で空を撮るぞ。

え?

雲が出ている。

巻層雲か。

これでは撮りたかった絵が撮れない…とほほ…。

月といっしょにあれとあれが出つつ、傾いているオリオン座が撮りたかった。

しかし、月にも負けず、雲にも負けず、燦然と輝く星あり。

大きな三角形を作っている。

どれが何の星だかわかるかな?

ほぼ答えのヒントは、以下に。







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こんとん
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