見出し画像

低く垂れこめる層積雲の層状雲の二重雲

目覚めてすぐすること、トイレはまあ行くとして、屋上に出て富士山チェック!

うわっ!

思わず声に出た。

雲が、低い!

積雲の扁平雲と層積雲の愛の子か。もとい、あいのこか。

富士山は、低い雲がずっと続いていて、見えない。空気は澄んでいるから、雲がいなくなったら見えるだろう。

とりあえず一度カメラを取りに階下へ行き、再び屋上へ。

まずは1枚。画角をどうするか迷ったが、やはり広がる雲は超広角で。見た目の感覚と異なってしまうのだがやむを得ない。

真南。

富士山方面は、こんな感じ(↓)

しばらく雲を眺めていて思う。これは積雲じゃない。層積雲だ。

その端の方がたまたま見えるから、そこを積雲と思ったのだ。まあ、ちぎれちぎれになっていけば積雲ということになると思うのだが。

さらに眺めていて気づいた。

雲がけっこうなスピードで流れている。

それを眺めていて、さらに気づいた。

二重雲だ!

層積雲の二重雲。

あるのか?そんなのと思いながら、さらに見ていると、動いている雲は雲庭がほの暗く、より高いところの雲は雲庭が白い。

動画ではないが、写真でもはっきり分かるだろう。

東側。

北にはほぼ雲がない。

最後にもう一度だけ南側。

層積雲の二重雲、本当にこれでいいのか、『新・雲のカタログ』で調べる。
(この本マジでおススメ・雲を全く知らない人でも存分に楽しめる、堪能できる・しかもその悦びは一生もの)

層積雲の二重雲のところを開くと、

この辺種は層状雲・レンズ雲で生じる。

層積雲の層状雲のところを開くと、

層状雲で最も一般的。(中略)雲片は扁平なことが多い。

見たときの第一印象は、まさに扁平だった。

もう一度層積雲の二重雲のところに戻ると、写真の説明のところに、

朝夕は雲の色で高さの違いがはっきりわかる。上層の雲は太陽光が当たって白く、下の層積雲はすでに日陰になり、暗灰色になる。

びったりやん!

もう一度屋上に行ってみよっと。変化がなければこのまま記事をアップ。変わっていれば、またその続きの写真を下に出す。

最初の写真から約50分経っているが、そんなに変わってなかったかな。

最初の写真にも写っているところだが、端の方がやはり少しちぎれて、これはもう層積雲ではなくなっている。

白と灰色と


いいなと思ったら応援しよう!

こんとん
応援ありがとうございます。記事の充実のために使わせていただきます。