虫嫌いを克服させる千本ノック 80本目 チャバネフユエダシャク(茶翅冬枝尺蛾)のメス
2023年、年末はこれで締めたかった!
そういえば9日ぶりの休みで今年最後の日、つまり大晦日、いつもなら自転車で行くところ、体調悪いから有料の公共交通機関使って来た甲斐があったぜ。
最後の最後に見られた。
もうその瞬間、AKB48のあの歌がヘビーローテーションしたもんね♪
大晦日なのに、すぐ近くではまだこんなだよ。
とりあえずアップ画像いくぜ。
これがなんじゃい?と思う人も多いだろう。私も知らなかったときはそうだった。
これ、幼虫じゃないからね。
立派な大人。メス。レディだぜ。
産卵している動画も後ろの方に出すから、最後まで見てくれよな。
成虫なのに翅がないのか?と思ったアナタ、そうなんですよ。
冬尺蛾と呼ばれる一派は、メスには翅がない、またはあってもちっこいのしかないのですよ。
一派といったけども、一口に冬尺蛾といっても科は異なることもあるので、収斂進化でしょうな。
冬尺蛾のことはググれば出てくるけど、以下の漫画『虫けら様』が超おススメ。この中のフユシャクの話が大好き。
とてもよくフユシャクの特徴を捉えているよ。
無料のネット情報ばかりでなく、有料の才能ある人の作品にもぜひ触れてみてほしいな。図書館でリクエストして借りるのでもいいから(それなら無料じゃん、笑)。
フラッシュなし撮影。時間は16時半に近かった。
F2.8の明るいマクロレンズ、ありがとう、だ。
このチャバネフユエダシャクのメスは、ホルスタインとあだ名する人もいる。おっぱい出さないけどな。
次は絞ってフラッシュ撮影だ。
大きさはこれくらい。
フユシャクのメスとしては大きい方。
また年明けたら出すけど、イチモジフユナミシャクのメスもこの前にけっこう見ていて(見た目はイチモジフユナミシャクの方が美しくて、好き♡)、彼女たちもどちらかというと大柄なほうなんだけど、それよりもさらにチャバネフユエダシャクの方が大きいので、見つけたときは、わぉ!とテンション上がる。
しかも、個人的には、ホルスタイン、もとい、チャバネフユエダシャクのメス、あまり見たことなくて、自力で見つけたのも久しぶりだったから、本当にうれしかった。
初めて見たのは大晦日のB公園だったなあ(記憶違いでなければ)。
そして、超ビギナーズラックだった産卵風景。これは実家の近くで。
もう12年も前か!このときは1月2日。
だいたい私がチャバネフユエダシャクのメスを見られるのは年末年始特別業務の合間の休みで、仕事の緊張感をちょっと緩められるときで、なんか思い出深いんだよな。
ちなみに上の動画の木はもう切られてなくなってしまったよ。
体調悪いのでちょっとどうしようか迷ったけど、来てよかったD公園。
おはるさんのツイートが背中を押してくれました。
ありがとう。