ヒノデちゃん、初めての北海道旅行で大活躍!
結論を先に書くと、北海道旅行にヒノデちゃんを持って行って大正解だった!感動した!
先日、というか昨日だった、日の出光学からメールが来ていた。
今日の午後に読んでみた。
よくよく見ると1ヶ月ちょっとも前の記事で、あれ?とは思ったが、まあいい。忘れたころ(忘れられたころ)に宣伝した方が確かにいいのかもしれぬ。
前々から、低倍率の双眼鏡について、日の出光学の公式HPでオペラやコンサートにも良いと宣伝していたと思う。それでどこまで売れたのかは知らぬ。
それが時代の流れとともにSNSでインフルエンサーの発信という口コミで広がったというところがとても興味深い。それも仕掛けたわけではなく、モノがいいから、勝手に広がった。
理想的な広がり方だ。
そして、双眼鏡と言えば、私もイメージとしては野鳥観察や天体観測だが、それよりもミュージカル等の方が市場規模が10倍だという。
確かにTwitterで「ヒノデちゃん」で検索すると、出てくる出てくる。
ビジネスの話として、非常に興味深い。
日の出光学は、あきらかに零細企業であり、地元の本屋さん同様、頼むからつぶれないでくれと願う会社だが、これなら大丈夫かなと安堵した。
プロジェクトXで取り上げてほしいわ。
ところで一つ思ったのは、低倍率の「低」という文字がいけないのではないだろうか。
いかにも性能が低そうだ。
大好きな『鬼滅の刃』で、は?と思ったのは、十二鬼月のうち、下弦の鬼は上弦の鬼よりも弱いことだ。上と下という文字に引っ張られすぎている。しかし、それがヒトの本性というものだろう。
かくいう私も倍率は高い方が高性能だと思っていた。
初めて買った双眼鏡は、キャノンの10倍だ。
その辺についてはもう10年以上前に書いた。興味があれば以下を参照。
日の出光学のHPに出会った感動も書いてある。
低倍率のメリットは、強調してもしすぎることはないだろう。
あわせて低倍率とは別の表現を考えた方が良いのではないかと思う。あるいは思い切って、低倍率という文言を外してしまうか。
観劇に最適・広視野・高解像度の愛称「ヒノデちゃん」くらいでどうであろう。サブタイトル”高倍率よりも5倍が良い理由”。
本文には、高品質・高サービス・適正価格を目指しています。
なんか営業の血が騒ぐ(笑)。
より正確には、品質と価格のバランスをはかっています、くらいかな。新しい双眼鏡を開発するのにどれくらいお金がかかるかは、最初の紹介記事に書いてあるからね。
観劇ファンの”推し活”用にはワンランク上の価格の高性能は狙ってもいいかなとは思う。まあ、私がこんなこと言わなくても考えているだろうけど。
…とすべて書いてから販売のページ見たら、2か所しか低という文字はなかった!
さて、タイトルに沿った本題を。
初めての北海道旅行の記事、全然書けてないんだけど(さらにそのあとまた函館に1泊、さらに夏休みに志賀高原1泊とすべて書けていない)。
でも、前々からこれだけは絶対書いておきたいと思っていた双眼鏡 ヒノデ 6x21-U1の使用感について、今回のメールで刺激を受けて、やっと重い腰を上げた(笑)。
双眼鏡 ヒノデ 6x21-U1の記事はけっこう需要があって、正直驚くくらい。
買ったのは昨年の11月1日だが、この1年でのこんとんのnoteのアクセス状況は以下の通り。
ここでは、双眼鏡 ヒノデ 6x21-U1のすべての記事にリンクが張ってある以下の記事だけをここに残しておこう。
前置きがめちゃくちゃ長くなったが、もう一つだけ。
狭義に「ヒノデちゃん」とはヒノデ 5x21-A6のことだと思うが、私は持っておらず(ただし初めて買った日の出の双眼鏡は一番最初のモデルである5x20-A1であり今でも所持しているし、父親にもプレゼントした、勝間和代にもTwitterのやり取りでリアルタイムに売った)、ここでの話はフラグシップモデルである6x21-U1のことであるので、念のため。
さて、今度こそ本編。
6x21-U1のすごさを垣間見たのは、3回。
(1)釧路の2日目
(2)釧路の3日目
(3)函館の2日目
まず、釧路の2日目
温根内ビジターセンターの中にあった双眼鏡、試しに覗いてみた。
申し訳ないが、比較にならなかった。あとで機種を調べるために写真を撮っておいたが、単純に価格でもこちらの方が安いようだ。
このあと、うんとこさ歩いて(ヒグマの恐怖におびえながら、笑)、一気に視野が開けて見えた感動のサテライト展望台。
タンチョウが飛んでいるところ、双眼鏡でないとなかなか捉えられなかったよ。セグロカモメではなく、タンチョウであると確信できたのも高解像度ならではだった。超望遠のカメラで飛んでいる鳥を追うのは難しいからね、視野が狭く、ピントも合わずで。
人にも貸したりして、ああ、ほんとだ!と感動を分かち合えたのもうれしかった。最初はやっぱり見るのに苦労したみたいだけどね。
次に釧路の3日目。東側を攻めた。
これ、まだあまり記事にしていないが、ほんの一部抜粋した写真がある。
https://note.com/konton57/n/nfcf2e4c7bfbd#e4fe7cd5-bf7a-4bb1-8a65-f5632c63a643
細岡展望台にて。
肉眼ではまず気づかなかった。あ、キタキツネ?写真を撮ったあとにさらに確認したら、エゾシカだった。
くわしくは上のリンクを参照。
そして、上の記事に書いていないこと。
遠くに見えたエゾシカの群れ、あとに来た双眼鏡を持った女の人も見ていた。さらに、あっちにもいる、あっちにもと次々に見つけていた。
これは双眼鏡の性能の違いかなと思って、貸してもらうことにした。
「なん倍ですか?これは6倍なので」
「えーと…24倍」
「え?」(そんな高倍率そのサイズでありえない。手振れがひどくて、暗くて見えないはず)
「あ、8倍(だったと思う)。×24と書いてあったので」
というやり取りの後、覗いたが、確かに倍率が高い分大きくは見えるのだが、像がボヤボヤ。しかも暗い。
群れがいることは確かにこの方が見つけやすかったかもしれないが、小さくても6x21-U1の方がくっきり見えて、もう戻れない、太陽の牙ダグラム状態。
「ありがとうございました。たしかに大きく見えますね」
と(多分)苦笑いしながらお返しした。
6x21-U1、圧勝じゃねーか!!
思い知ったわ。
3つ目、函館の2日目。函館山での出来事。
函館山山頂で、どこがどこなのかよくわかった。
しかし、本領はここではない。
https://note.com/konton57/n/nfcf2e4c7bfbd#5267a053-ae20-4c0f-b16b-805f4af3ed7b
オオルリを探していたおばさんに、ちょっとこの双眼鏡覗いてみて下さいと貸した時だ。
「え!?明るい!!私のはこんなに明るくない」
この一言で十分だった。
「どこのメーカーですか」
「日の出光学です」
「え?」
「日の入り日の出のヒノデです」といったかどうかはちょっと忘れてしまったが。
今ならば、「ヒノデちゃん」で検索してみて下さいと言えばいいのか!
(「ヒノデちゃん」で検索すると東京都日の出町のホームページが一番に出てきたが…。たしか以前は日の出光学、日の出町に会社かまえていたと思った。記憶違いならすまぬ)
蛇足ついでに言うと、北海道旅行の最終日、野幌森林公園でもやはり6x21-U1は野鳥観察に大活躍。
鳥見に慣れていると思われる熟年カップルよりも早く、オオルリを見つけたわ。
これな。
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