内視鏡検査・慶應病院に生まれて初めて行ってきた。
※有料記事部分は完全におまけです。無料部分が大部分です。
内視鏡の検査でござる。ここの続き、というか本番。
信濃町の駅を降りてすぐということはわかっていたので、別段地図を見ることもなく、あ、こっちだなと看板も出ていたのですぐわかる。
え?こんなお洒落な建物だったの?病院のイメージを覆すな!さすが、天下の慶應病院!!
90mmマクロレンズで建物に何か書いてあるちょっと読みづらい文字をのぞくと、
信濃町煉瓦館
は?
慶應病院はその左隣だった💦
見た目、ふつうに病院だった(使わせてもらった見出し画像参照)。
受付8時30分からとなっているのに、なぜか8時30分より前にご来院くださいと紹介状書いてもらったかかりつけ医からの注意事項。
朝、はえーよと思いながらも、朝5時には目覚めており(いつもの寝落ちから)、乗るべき電車には久しぶりにギリギリ走って間に合ったものの、信濃町の駅に着いたのは余裕の10分前。
それにしても慶應病院に向かう人の多いこと。
送られてきた注意事項の中にある地図に沿って向かおうとしたその先は、ちょっとした列ができている、マジか。
なんか変だなと思って、ここに行くにはどうしたらいいでしょうと警備員さんに聞いたら、こっちともっと多くの人が行く方を指さされた。列はやはり、職員だな…。
あとでわかったが、もらった地図は2号館の中のものだった。いや、中庭もあるしね。病院だとありがちでしょ、そういうスペース。そこでの虫観察を楽しみの一つにしていたのよ。
まあ、とにかく受付のある2号館に入る。
総合案内に行こうとしたら、警備員さんに「マスクしてください」といわれる。
「え、マスク持ってない!」
ひょっとしてマスクいるのかなとは思ったけど、家出るときには忘れてた。
それも案内でもらってくださいということなので、もらっちゃった。「次からマスクしてきてください」とは言われた。次はないつもりだが。
初診の人は1Nのところにということなので向かうが、これまた列がいくつかできている。
混んでいる銀行のようだな。そこにも案内の人がいて、一番左の案内カウンターみたいなところに並ぶ。
一組前のお年寄りカップルは「紹介状がないとできないんですよ」と断られてた。
私の場合は、紹介状はあるが、データが入ってないということだった。「先生が直接入れてる」という声が聞こえてきた。しかし、個人情報が入っていないので、登録票のようなものを記入して、次の案内を座って待つ。カルテは事前に準備してある、という案内だっただけどね、かかりつけ医の案内では。
この時点で8時42分くらいだったか。
いや、呼ばれたのがそれくらいだったか。
ちょっと記憶があやふや。
けっこう待ったね。
なるほど、だから早く来ないといけないのか、と。
思い出した、8時42分にふと、さっき並んでいたところを見たんだ。そうしたら、あれだけあった列がほとんどなくなっていて、この時間でもよかったんじゃ?と思ったのだ。なにしろ8時30分より早く入るために、走ったからね。
ちなみに私が並んだもう一つ右の列は、診察の自動発券か何かの列で、外来での受付になるのかな。いずれにせよ初診の人が並ぶところではない。
さて、どうしてこんなに待つの?というところ、やっと呼ばれて、診察券を発行。紹介状もここで渡した。
「ここにカルテ用意してあると書いてありますけど」といったが「データが入っていないので」って、まあ、データ入ってないものはしゃーない。予約はちゃんと入っているようだったけど。
「9時20分までまだ時間ありますから、そちらで問診票の記入をお願いします」ってまた書くのかよ。
思い出した、ベンチに座ってから30分近くたった。そして、9時20分まで30分近くあった。
問診票はかなり細かかった。低用量ピル飲んでますかなんて項目もあった。もちろん俺は飲んでないが。薬についてはかなりいろいろ項目あった。なにも飲んでいないので、関係ないが。
ただ、気になったのが薬アレルギー。薬アレルギーはないのだが、かかりつけ医に書いてもらったものには、アルコールのアレルギーがあるみたいなことが書いてあった。全く飲めないんでね。でもまあ、薬のアレルギーはなしで書いておいた。
内視鏡は1号間の5階でエレベーターでないと行かれない。2階、3階が外来診察用で、時間もあるし、せっかくだからエスカレーターでそっちに寄り道してみた。
途中ラウンジなどもあって、なかなか快適に待てるなあと感心しつつ、3階からエレベーターに乗る。
3,4階と5階はエレベーターのドアが反対だった。M1階やM2階もあって、なかなか複雑なつくりだな。どちらかは医療スタッフ専用フロアだった。
3階のエレベーターに行く途中、ピーという警告音が鳴っていて、そっちを見たら、まさに出てきたところ、カードをかざしてその警報を解除している医者(?)がいた。エレベーターの中であそこがM2階かなと思う。
5階フロアはA、B、Cの3か所に分かれているが、内視鏡はエレベーター降りてすぐ右の目の前だった。
そこでまた受け付け。診察券もらったところで診察の番号の紙ももらっていて、それを渡し、しばらくソファで待機。
呼ばれてからロッカーのカギ渡され、また問診票だよ。あ、あと承諾書だ。麻酔か何かで何かあっても訴えませんとか何とか、そんなの。麻酔って、本当は危ないんだよね。いろいろわからないことあるとどこかで読んだことある。
2枚を書いて、さらに血圧を測る。なんでみんな血圧測ってるんだろう、健康意識高いなと思っていたが、全員必須だった(笑)。
おじいさんたちは「高く出るな」と独り言いっていたが、私が測定して自動的に出てきた紙を渡したら「血圧低い方ですか?」「ええ、低い方です」しかし、最低血圧が28(爆)。「いくらなんでも低すぎますね(笑)いつもは50台です」ロッカーに荷物しまってから、再測定で68だった。
また待つ。
この時点で予約時間の9時20分~40分より前だった。
なるほど、早く来て、受付早く済ます必要があるのだなと納得。
んが、このあと、また待つ待つ。次に呼ばれたのは9時42分だったか。予約時間過ぎていますけど…。テレビでNHKのあさイチやってたから、ここは時間はけっこう覚えている。
まず、液体のお薬。
「胃の泡を消す薬です。飲んでください」
なるほど、と思いながら、小さな紙コップの液体、まずにおいをかぐ。無臭かな。口に含む。薄味ながらも苦い。少しずつ味わい、最後飲み干すと、ウッ、下のほう、濃く、苦く、じょりじょり。
ずっと口にものを含んでなかったからか、次々に唾液が出てくる。これでは、かえって泡が出てしまうのでは…と不安になる。しかし、食道は通り過ぎるか、ん?胃の泡を消す?診るのは食道だよ、意味なくない?
まあ、もう飲んでしまったし。
しばらくして、また呼ばれる。
看護師が名札を見せながら氏名を名乗る。そして、ここでも(今まで書いてはいなかったが)、氏名と生年月日を聞かれる。間違えたら大変だからね。
やっと診察室へ。
「マスクをとって、眼鏡といっしょにここにおいてください」
お医者さんは、え?どこ?
かかりつけ医からの案内には先生の名前も入っていた。「胃カメラ、あれ、苦しいんじゃないの?」「ああ、下手な人がやるとね。麻酔するから大丈夫」ってやり取りを主治医としていたから、さぞ高名な先生にやってもらえるのかと思っていた。
え?うそ?若い女の先生?
ふつうならうれしいパターンだが、今回ばかりは不安が募る。
ここ大学病院だよな、もしや学生?女子大生?
ふつうならうれしいパターンだが、今回ばかりは不安が募る。
内視鏡検査、どんな姿勢でするのだろうと気になっていたが、ベッドに横になるのだった。てっきり椅子に座って、上を向いて、どちらかというと歯医者のイメージに近かった、事前予想は。
全然違った。
体の左側を下にして、膝を少し曲げて、右腕は体の後ろの方に、下にある左腕は前に突き出した。左腕に注射も打ったしね。なんの注射だったっけ?ちゃんと聞き取れなかったな。
注射の後かな、麻酔、飲んだ。2回に分けて2種類。
1回目は「ちょっと辛いですよ」だったかな。まあ、確かにちょっと、変な味。
2回目は「口に含んで5秒数えてから飲んでください」
なぜ5秒数えるのかわからんが。
中学生前後で将棋のNHK杯を毎週のように見ていて、終盤での10秒の秒読みが脳にこびりついているので、10秒まではかなり正確に測れる。ただ、こういうときは早く終わらせたい心理から早く数えてしまうので、5秒数えて、さらに一テンポおこうとした。
チラッと女医さんがこちらを見て、まだ飲んでないの?と言われてる気がした。今にして思うと、飲んだのを確認したのだと思うが。
飲み込むと、ツンと、あれ、これ、アルコール入ってない?入ってるとヤバいんですけど…って味もした。
そのあとマウスピースを。「しっかり噛んでください」と言われて、最初軽くくわえているだけだったけど、途中でそれ思い出してしっかり噛もうとした。
「つばを飲み込むと痛むので、すべて垂らしてください」とかなんとか言われた。
あ、それで枕の方に何か白い布だか紙があったのか。
口を半開きにしたまま計算をすると、計算力落ちると何かで読んだことある。試しにそんなポーズすると、確かにアホになる気がした。
そして、人妻ナンパ物のAVで(まああれはヤラセなのだが)、女がフェラをするとスイッチが入るのをいつも不思議に思いながらも妙に興奮していたのが、納得いった。
ああ、もうこれは涎を垂らしながら、恍惚に浸ろうと決めた。
麻酔もしたしな。
いつから内視鏡入れたのか、そういえば、覚えていない。最後のほう、ちょっときつかったが、それも覚えてないな、全然。これも麻酔効果?
どう終わったかも全然覚えていない。
苦しいの過ぎたら終わりだったという感じ。
女の人がお酒といっしょに変な薬飲まされて、男にやられちゃうというの、これとちょっと似たような感じなのかなとも思った。
全体通じて、振り返ってみて、全然楽勝だった。年を取るとまた違うのかもしれないけど。
そのあとベッドから降りて、手を導かれて、ソファに腰かけ、しばらく寝た。
30分くらい寝てたのか?
名前を呼ばれてハッと起きた。
これから検査かと思うくらいわけわからなくなってた。
「もう少し寝ていきますか?終わってからかなりふらついていたので。あ、でも、名前呼ばれてすぐ起きたから大丈夫ですかね」
「ああ、大丈夫です」といったもののあまり自信もなかったが。
確かにふらついた。
「特に切ったりもしていないので、11時になったらお水を飲んでみて、なんでもなければ物も食べて大丈夫です。あと20分くらいです」
まともに頭が働いていれば、水飲んでダメなときはどうするんですか?と聞いていたと思うのだが、根拠もなく、大丈夫だと思ってもいた。
ロッカーから荷物を取り出し、鍵を返す。
今度は会計へ。2号館の1階に戻る。診察の番号が書かれた紙と診察券を渡して、また待つ。
会計が混むと主治医から聞いていたが、そこまで待つこともなく、会計用の紙のシートをもらう。それをもって、自動会計機へ。
これについては簡単にクミゴン(奥様)に聞いていたので(しかも3回来ている)、ほぼ戸惑うことなく、会計終了。最近は無人の会計も増えたしね。支払いは現金かカードで、私はもちろん楽天カードで支払った。電子マネーは未対応。
気になる費用は…え、たったの5030円?紹介状は22,000円だよ。
(紹介状なしの初診料は9000円ちょっと表記が出いてたのでそこまで法外な紹介料でもなさそう)
会計終了した時は結局11時を過ぎていて、いつでも水が飲める状態になっていた。
水を持ってくるんだった!!!!
この暑さで飲まず食わずはありえんからな。しかも、今日は新宿まで歩いていこうと思っている(実際歩いた)。
自販機コーナーで110円の550mlの水を買いましたわ。生まれて初めてだぞ、自販機でペットボトルの水買うなんて。
水を持ってくるんだった。朝起きてから水1杯だけの制限があったので、水分を持参するという発想が浮かばなかった。そのあとはもともと昆活のつもりだったのに!
今回、昆活の内容は最低価格100円での販売にさせていただきます。これで冷たい飲み物でも飲んでよ!という粋な方、よろしく!
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