初体験はいつもドキドキ、楽しいな。
直木賞作家・島本理生の小説『Red』は2年前の3月に読んだ。ヒリヒリしながら、なんだこれはすごい傑作じゃないかと驚いていた(ちなみに彼女が直木賞を受賞するのはこの約4ヵ月後である)。
先週の2月14日(金)のNHKの番組「あさイチ」で島本理生本人とこれを映画化した監督の三島有紀子がプレミアムトークで出演していた。
映画化の話を知った時、キャストを見た瞬間に見る気をなくした。原作を先に読んだ場合よくあることだと思うが、「イメージと違う」。
それが、あさイチを見るうちに、これは、ぜひ、見たい、に変わった。
三島有紀子監督がカッコいいのである。惚れてまうやろーってかっこよさ。それも異性としてではなく、男に惚れるようなかっこよさ。それでいて、異性としての魅力も感じる。
元NHKのディレクターとな。
あさイチが始まる前の朝ドラ「スカーレット」、その日も非常に面白かったのだが、番組冒頭、話を振られた近江アナは全く見ていなかったことが発覚。すごい違和感だったが、その謎はすぐに解けた。
「そう、(NHKの)先輩なんです」と三島有紀子監督がくることで、緊張、興奮気味、その後の進行で頭がいっぱいだったのだろう。
さて、NHKなのに、ほとんど映画「Red」の番宣じゃないかと思いつつ、見事に映画を観に行くことに決定。
ここのところめずらしく、仕事でストレスを抱える日々が続いていたので、映画は本当に楽しみになった。映画の公開初日がストレスからいったん解放される日に当たるのだ。ちょうどいい。
もう何年も、自分で映画のチケットを買う際は当日券しか買ったことなかったのだが、ふと、あ、前売り券だと安く買えるのかという非常に常識的なことを思い出した。
さっき前売り券を買いに行こうと思ったのだが、劇場以外でどこで売っているのだろうかとネットで調べたら、デジタル映画鑑賞券「ムビチケ前売券」なるものがあるのだな。今までもネットで座席の空き状況を調べたことはあったが、前売り券は初めてだった。
アナログな紙の前売り券は、それはそれで思い出の一品になるものではないかと思うが、デジタルだとなんだかなあ。今これを書きながら、紙による本の表紙やカバー、帯と、電子書籍の違いも同じかあとなんだか時代の流れにめまいがしている。お金もそうか…。もっとも、お金だと私は現金はほとんど使わないが。
さて、ネットでの買い物は、そういえば最近はあまり記憶がないが、さして抵抗もない。個人情報登録して、ポンポンと終わったのだが、あれ?どうやってチケットと換えるんだ?通販じゃないので、送られてくるわけじゃない。あれ?あれ?とああ楽しい。
こんなメールが来ている。
こんとん 様
この度はムビチケをご購入いただきまして、誠にありがとうございます。
購入が確定したムビチケ前売券情報をお送りいたします。
下記ムビチケ前売券情報は座席指定の際に必要となりますので、
大切に保管しておいてください。
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ご購入いただいたムビチケ前売券(オンライン)
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■作品名 「Red」
■枚数 前売一般 1 枚
■合計金額 1400円
■ムビチケ購入番号 ひ・み・つ
■獲得ポイント 14 pt
(中略)
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ムビチケ前売券の使い方(座席指定~ご鑑賞当日まで)
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ムビチケでご購入いただいたムビチケ前売券は、
「ネットで座席指定する」
または
「映画館で座席指定する」
の2通りの方法で、ご入場いただくことができます。
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■ネットで座席指定する場合
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・ご鑑賞予定映画館のウェブサイトから座席指定
本メールに記載の「ムビチケ購入番号」・「ムビチケ暗証番号」が必要です。
※座席指定の受付開始時期は映画館により異なります。
↓
・座席指定時に、映画館のウェブサイトより「予約番号」が発行されます。
↓
・ご鑑賞当日は、映画館の発券機で入場券を発券
入場券を発券する際は、座席指定時に発行される「予約番号」が必要です。
ムビチケ購入番号ではございませんのでご注意ください。
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■映画館で座席指定する場合
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ムビチケ購入番号&ムビチケ暗証番号、または、本メールに添付されている
QRコードを表示・印刷したものを映画館へご提示ください。
※作品により映画館での座席指定ができない場合がございます。
また、映画館によりQRコードをご利用いただけない場合がございます。
詳しくは、ご鑑賞予定映画館へご確認ください。(携帯電話では読み込めません。)
▼ムビチケ対応映画館
https://mvtk.jp/SupportedTheaters
詳しくはこちらでご確認ください。
https://mvtk.jp/Guide/reservation
観る映画館をあっちかこっちか、観る時間もどうするか、当日の自分の体調次第(朝一の仕事もあるので)で、当日ギリギリまで決められない。
映画館で座席指定する方法もいまいちわからんな。
いったん映画館に行って、その場でネットで座席指定することになりそう(笑)。
まあ、初体験を楽しもう♪
そうそう、小説のタイトル『Red』。なんでRedなのか、読んでも最後までわからず、何か重大な見落としをしているのではないか、また読まねば…と思っていた。
あさイチの番組内で質問できるので、ネットからしてみた(いままでFaxがないと無理だと思ってた)。これも初体験。
なんと、私の質問が番組内で採用された!これも初体験。
プレミアムトーク、終わったのか終わっていないのかよくわからないまま、料理コーナーになっていて、ああ、テレビ消そうかなあとだらだらつけていたら、料理コーナーも終わって、またご両人登場。
で、なんと、私の質問が読み上げられ、島本理生さんご本人に直々に答えていただけた!
その一部はこちらにも書いた通り。よかったら、読書メーター登録して読んでね(登録しなくても読める?)。