高尾山のケーブルカー(下り)に超久しぶりに乗った
昨日は朝の5時半過ぎに家を出てからのハードスケジュールだった。
夜の高尾山は楽しみにしていた一つ。
帰りは当然いつも通り、ケーブルカーの終電が終わり、真っ暗な1号路を下る予定だった。
が、疲れていた。
去年の8月14日(日)は調子に乗って、終電に乗り遅れるという大失態を犯した(が、その結果、新しい展開も生まれた。そのことまで記事にしてなかったなあ)。
昨日は最初から実家に帰るつもりだったのと、あまり遅くなるとお袋が寝られないだろうからということもあり、早く帰れる方を選んだ。
まあ、一番は疲れていたからだけど。
お値段は大人490円。往復で買っておくと950円くらいだったかな。私の記憶と計算が確かならば、30円安くなる。
小1のときの遠足は高尾山で往復ケーブルカーに乗った。小2ではケーブルカーに乗らなかったはず。小3は絶対乗ってない。幼稚園の遠足でも高尾山行ったはずだが、記憶まるでなく。
あとは、親戚で高尾山に来たことがあり、あの時はきっとケーブルカーに乗っていると思う。猿園に入ったことは覚えているがケーブルカーの記憶は全然ない。あれは私が大学生くらいだったか。
というわけで、ケーブルカー超久々。感覚的には初めて乗るに近い。
ケーブルカーは正確に15分ごとに出ており、下りの終電は21:15。ビアガーデン(名称はビアマウンテン)の営業時間終了と連動している。
終電だと混むかなと思ったので、その1本前で帰ることにした。
実はもっと早く帰るつもりで、結局これになったのだが。
自動改札が当たり前になった今、手(あの独特のハサミ)で切ってもらう切符なんて、どれくらいぶりだろう。どんどん自動改札になっていったのは、私が学生時代だったな。
記念にお持ち帰りOKということだったので、そうさせてもらった。
さて、1番乗りだったので、最前列の席へ。なんと、左側の運転席と同列。ほんとにほんとの最前列。
運転席と客席の間のスペースから90mmマクロで撮ったのは下の写真。発車寸前。
上の写真、もしかして、見ている人には、平らなところから向こうが登りに見える?
私は撮ったときの身体感覚が残っているから、この画像を見ただけで身体が前のめりになって、左足で踏ん張って、カメラを固定すべく全身の筋肉を使っているのが再現される。
ジェットコースターで下りの急角度のところで、車両が止まっちゃった状態を想像して、もう一度画像を見てほしい。
動き始めてから、あわてて25mm(30mm判換算50mm)のレンズに換える。
ただ、この下り坂が思いのほか急で、案内によると日本のケーブルカーで一番傾斜が激しい(たしか30度20分)ということで、実際に重たいレンズを座席で換えるの、前に落っこちないか気が気でなかった。
自分の体自体、左足で前の壁で踏ん張って固定するのもちょっと大変だった。正直、ケーブルカー、舐めてた。
こんとん、映りこんでますね。
最初はトンネルの中だったのに、いつの間にか出ていたようだ。撮っているときは気づかなかった。
急な傾斜がこれまたいつの間にか終わっていたのか、いまいちわかっていないが、向こうからもう1台のケーブルカーが見えてきたよ。
すれ違いポイント近づく。ここだけ複線。
ちょっとでも時間がずれたら大変なことに!?それでわかりやすく15分刻みなのか…?
ふと気づくと、雨?
あれ、いつから雨降ってた?
まあ、このときまだトンネルの中にいるのかと思っていたからね…どあほう。
窓がちょくちょく開いているので、雨が吹き込んでくる。それで、あれ、雨?って気づいたんだよね。視覚より触覚が先に雨を感知。
そういえば、紅葉シーズン、ケーブルカーやリフトがおすすめって以前NHKのあさイチだったかなあ、見た。
はじめてカメラをケーブルカーの右側に向けてみる。
F1.8の威力を味わえ!と思ったんだが、いかんせん暗い、動いている、で、ピント合わずのブレまくりになった。
あきらめたと思ったら、もう着いちゃうよ。
窓の水滴にピントあわせて撮った次にすぐ、向こうにピントあわせると、
これが最後の1枚になった。
あっという間だったけど、490円のショー、思いのほか堪能しましたわ。6分くらいで着くと言っていたかな。
最後、改札出たら、けっこう雨降っている。
傘を出しつつ、この場を離れる前にトイレチェック。
1匹だけ、いたよ。
これ撮っていたら、トイレ出た時には、プラスチックの黄色いチェーンでケーブルカー乗り場、出入りできないようになっていた。
あれ、私は一体どこから出ればいいの??
まだ下りは終電があるんじゃ?
そのときはまたチェーン外すんだろうけど。
スタッフさんたちに声をかけるほどのことでもないので、勝手に跨いで出た。
いやあ、楽しかった。ケーブルカー、また乗ろうかな。
アソコどうなってんだ?と色々疑問もわいてきちゃったしね。
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