NHKドラマ『坂の上の雲』第1話を見た。
日曜日、夜に家に帰ると、Twitterのトレンドに「坂の上の雲」が出ていた。
ん?どうしたのかなとクリックしてみると、23時から再放送すると。
『坂の上の雲』という固有名詞を知ったのは、もう15年以上20年未満前のことだ。
雑誌の記事で、日本人の名優は誰かという特集だったと思う。
香川照之が圧勝していた。その中で『坂の上の雲』のでの演技が、評者たちも含めて「もういいよ」というくらい絶賛されていた。
香川照之という名前は、それまで、大河ドラマ『春日局』(だったというのはちょっと忘れていて、さっき調べて確認したが)に出ていた人、くらいの認識しかなかった。
その後、日曜劇場を中心に、あ、確かにすごい人だなと知るようになった。そうそう、映画『SP』もよかったな。
そんなこんなの香川照之の名演が見られるという『坂の上の雲』、もう、毎週録画セットしましたよ。
第1話は、だいたい24時間くらい前に見た。
豪華キャストだというのもツイッター情報で知ってから見たが、誰が出ているかはそこまでは覚えておらず、主人公のお母さんが、あれ、竹下景子だあ、と途中で気づき、テンション上がった。
竹下景子と言えば、巨泉の『クイズダービー』解答者。こどものころはよくわかっていなかったが、いつしか三択の女王と呼ばれていたり。そして、私が二十歳前後になった頃、え、この人、めちゃ美人じゃんということに気づいた。
景子と言えば今は北川景子が好きだが、当時は竹下景子が大好き。
その竹下景子が出ている。今後はそんなに出番がないかもしれないが、もう脳内垂涎で大変である。
竹下景子、最近テレビで見ないな(そもそも私があまりテレビ見ていないのだが)と思って調べたら、もう70歳だった!(あと4日で71歳!)それでも出てくる画像が美人で思わずのけぞる。
今の今まで忘れていたが、竹下景子、NHKの大河ドラマ『独眼竜政宗』にも出ていた。主人公政宗の守役で。
その独眼竜政宗を演じた渡辺謙がナレーションだ!(これはTwitterで見る直前に知った)なんか味があっていい!
伊東四朗が演じる主人公の父ちゃん、5人目か…男の子…どうやって養えば…っておひ、やることやっておいて何を言うか!と心の中でツッコんでしまった。でも、実はこれがいい父ちゃんで…。
ドラマ『坂の上の雲』は、初回放送が2009年11月29日。
内容が一般的ではないのにベストセラーになった(少なくとも私にとっては記憶に新しい)『複合不況』の出版が1992年(レビューが少ないことに驚いたが、出版がAmazon創業前ゆえか)。
ドラマが放送されたのは、失われた10年から失われた20年へと呼び方が変わろうとしていたころか(今では30年に延長になったが!)。
そんな放送された時の時代背景も考慮すると、日本をなんとか元気にしようという製作者たちの熱い思いもあったのではないか。
そんなワクワク感のあふれる第1話(前半※)だった。
第1話を見逃した人も今なら(配信期限 :9/15(日) 午後11:44 まで)NHKプラスで見られる。
※ 本来は1話は89分で放送だが、それを44分枠×2で2話分に分割しているという。BS4Kでは89分版やるってよ。くわしくは以下を。
サポートありがとうございます。いただいたサポートは記事の充実のための費用にあてがいます。