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是枝裕和監督の映画『怪物』見てきた。
いつもの通り、事前情報はほとんどなし。2つだけ。
まず映画館で予告見た。ん?学校のいじめ問題の映画?ん?安藤サクラが出ていて是枝監督?うーん、見ておこうかな。
もう一つが、職場の映画好きな美人ママの事務さん(一度、映画デート流れたことある)が『怪物』見たいと言っていて、アベンジャーズが好きと言っていたからどんなアクションか調べたら、これだったという。予告の時点で映画のタイトルをまったく覚えてないこと露呈。まあ、是枝監督なら話題になると思ったので覚える必要性も感じなかった蛾ね。がね。
やはり事前情報なしで見に行ったのが大正解。
場面が変わるごとに、進むごとに、別の物語になっていった、とだけ言っておこうか。
怪物とは誰なのか?怪物とは何なのか?
ときにイラつき、時に安堵する。
スッキリ感ないけどある種の爽やかさあり、なかなか複雑な物語。
二度三度と見ると印象変わるだろうなあ。
若い先生の笑顔が不気味で気持ち悪く、最高。エンドロールでああそうだったのかと、そこではじめて俳優がわかった。
別の視点であと何本も映画撮れちゃうな、これ。
諏訪市って桜が散るの4月25日ごろなのか?そういえばあれソメイヨシノじゃなかったか?
時間軸の行ったり来たりは日本の風物詩交えてうまい手法だなと思った。外国人にはちょっとわかりづらいんじゃないかと思うが、世界を意識してこれがまたいいんだろうな。
正直見終わってからモヤっていて、後ろの席にいた人が、もう少し何かあるかと思ったと言っていたのには、心の中で頷いた。
しかし、今こうして書きながら、いやあ、凄いものを見せてもらったとしみじみ感じている。
ネタバレ避けつつ書いているので、まだ見ていない人は、なにを言っているのかさっぱりわからないと思うが、それでいい。
平日の朝一で30人以上入っていて、水曜日で安いとはいえ、なかなかの盛況ぶりだったと思う。一人で見ている人が多かった。年齢層はまちまちかなあ。強いて言うと年配の方が平日の朝一にしては少なかったか。
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