虫嫌いを克服させる千本ノック 22本目 オオヨコモンヒラタアブ
もうGWは一般的には今日で終わりだが(私は一昨日で終わってた)、この次は夏休みがあるので、そのためにとっても重要なことを書いておく。
旅行などでいつもと違う環境に行くと、なにげなくすぐそこにいる生き物が、自宅のまわりでは見られない生き物だったりするから、とにかく写真を撮っておくように!
いらなかったら後で消せばいいだけだから。
フィルム写真ではフィルム代がもったいないからこんなことできなかったけど、いい時代になったよな。まだデジカメが一般的でなかった新婚旅行では…うにゃむにゃ、いやなんでもない。
コロナ前は毎年夏は高原地帯に仕事で行っていた(20年近く)。仕事のほんの合間にとりあえず撮っていた虫の写真が、うわ、これ、山地性だった!ということがしばしば。これだから虫はおもしろい。もちろん、それが植物でもいいんだけどね。
さて、今回はたまたまの掘り出し物(笑)。サカハチクロナミシャクの画像探してたら見つけた。
おなかのライン、ハチでもそうだけど、ふつう黄色と黒のツートンカラーでしょ。それが黄色じゃなくて青。思わず、おっと目が行っちゃうよね。
こんなの撮った記憶すらなかったんだけど。
bergkatze(べるくかっつぇ)さんに教えていただきました。
オオヨコモンヒラタアブでググっても、意外とこのブルーが綺麗に出てくる画像があまりないようなので、これを撮っていたのはちょっと嬉しい。いや、かなり嬉しい。
ググって出てきた画像を見ても、花は似たような構造のものばかり。この花、なんていうんだろうな。
そうそう、ツイッターではG高原と言ったけど、違った。G’高原としておこう。まだ3回行ったことあるだけだけど。
オオヨコモンヒラタアブを手持ちの図鑑類で調べたら、載っていたのが『昆虫探検図鑑1600』。
リンクは新版にはったけど、私が持っているのは旧版(第1刷)。P128に腹部は白っぽいと書いてある。また山地の花に集まるとも。やっぱり山地性だったなとネットで出てきたいくつかのところを見ても矛盾はなかった。
これだから、いつもと違う環境の虫は撮っておくべし!なんだな。
あとね、大切なことをつけくわえておくけど、ハナアブの仲間は、人を刺したりしないよ。怖がらないで。
やばいのはウシアブ。それはまたそのうち。