今日のロザンの楽屋②
今日のロザンの楽屋②です!
今日の大まかな内容
・老老相続
・価格の是非
僕が気になったのはこの2つでした。
老老相続とは昨今の寿命の長期化によって親の遺産を相続する頃には子世代も高齢者になっているということです。
以前読んだ本でDIE WITH ZERO 人生が豊かになりすぎる究極のルール
という本があります。
この本の中にも似たような話があるのですが、親として将来の不安から自分のために貯蓄する一方で子供にも資産を残したいと思っている人は多い。
ただ、もし本当に子供のためにと思うのであれば子供が孫を育てている一番お金がかかる時期に贈与や援助してあげるほうがいいのではないか。という内容でした。
僕も老後に対して漠然とした不安から貯金はしていますが、この本を読んでから少しマインドが変わったところがあります。
以前、老後は介護が必要になったり病院にかかることが増えて
それに対して稼げる能力は減っていく。
お金が多く必要になると思っていました。
それを貯金や投資でカバーしようと思っていたのですが、この本の中や祖父母の話を聞くとどうも違っていたようです。
年をとったらそもそもお金を使わない、てか使えないというのです。
例えば、外食に言っても食べる量も減る。趣味のゴルフも回数が減る
旅行も思ったほど行かない。
確かに年金は減り続け何も考えず老後を迎えると生活していけないかも知れませんが、日本は保険制度が充実しているので結果頑張ってためたほど貯金を使わなかった人が大勢いて
だから現状の老老相続が増えているのだと。
特に日本は諸外国に比べ相続税が高く一族として資産を継承しにくい制度となっています。
日本は6億円以上の税率が55%で相続するとき半分以上税金です。
それに比べてアメリカの場合税率は18〜40%でしかも基礎控除で6億円あります。
大まかに
日本で6億円の資産があっても残るのは2.7億円ですが
アメリカの場合丸々6億円相続できることになり
それを長期の投資信託などで運用していると世代を渡って資産を増やしていくことが可能になってるので
実は日本は諸外国に比べ金持ちには生きづらく、格差も広がりにくい社会なのです。
詳しくは
日本の相続税は本当に高いのか
https://www.leopalace21.jp/contents/souzokuzei-world-hikaku.html
僕の家は子供の頃そこまで裕福ではありませんでした。
数年前に祖父が亡くなって、父の兄弟で遺産を分配したのですが
その時父は65歳で会社でもある程度の役職でお金には困っていませんでした。
他のおじさんたちも老後資金は自分たちで確保していたので
特にお金に興味がないようでただただ均等に人数で割り振っただけでした。
兄弟同士で、「このお金が30代であったらもっといい生活子供にさせれたのにな」と話していました。
実際祖父は年金だけで生活費を賄っていたので資産額は30年前からほぼ変わっていませんでした。
将来の不安から生活を切り詰め、結果使わずに亡くなりました。
まさに老老相続です。
今、僕の父は相続した資産のうちの家を僕達夫婦に使わせてくれています。
古い家ですが充分広く一軒家なので子育てするには凄く助かっています。
現金としての援助ではないですが、その分住居費がいらないので生活は楽になりました。
僕も将来的には死ぬ前に、娘二人が必要な時に金銭的に援助できるような父親になれるように努力しようと思っています。
今日のロザンの楽屋はこんな事を考えさせられる動画でした!
よかったら見て感想が聞ければうれしいです!
こんた