「Kindle PaperWhite」と「Kindleアプリ」はどちらが使いやすい?
ズバリ!使いやすいのはどっち?
結論を先に申し上げますと、使いやすいのは、
「Kindleアプリ」
です!
「Kindleアプリ」とは、スマートフォンなどにインストールするアプリのことです。
(僕が勝手にそう呼んでいるだけです)
とはいえ、これだけでは記事が終わってしまうので、僕が「Kindle PaperWhite」を手に入れた経緯や、アプリとの比較を書いてみます。
経緯に興味がない方は、それぞれを比較している項に飛んでください。
「Kindle PaperWhite」を買ったのが2017年。
2年くらい使い、2019年頃に「Kindleアプリ」に出会います。
(「Kindleアプリ」はもっと以前から世に出ていましたが、僕がインストールしたのが2019年というだけです)
「Kindle Paperwhite」を手に入れる
1年以上悩んだ末に購入した「Kindle Paperwhite」。
注)画像と僕が保持しているモデルは関係ありません
買ったのは2017年なので、2016年から悩んでいました。
いろいろなサイトをチェックし、「Kindleの良いところ・悪いところ」を毎日毎日確認していました。
年間100冊前後の本を読む僕にとって、「持ち歩く本の重さ」は最重要課題でした。
僕は多読(並行して読書)する傾向にあるため、ある本を読んでいても、急に別の本(しかも全然異なるジャンルだったり…)を読みたくなることが多々あります。
「Kindle Paperwhite」を買うまでは、「今日読みそうな本」を2~3冊カバンに入れていました。
新書や文庫サイズならまだしも、単行本となると、2冊あるだけでもかなり重くなります(僕は普段、通勤の電車で読書することが多いです。弁当と水筒をカバンに入れていて、さらに本がプラスされると、何しに会社へ行っているのかわからなくなります(泣))。
何年もそんな通勤スタイルで過ごしながら、奥さんにこそっと一言。
「AmazonのKindleって知ってる?」
「見た目もおしゃれだし、本をたくさん持ち歩かなくてもいいし…」
などと話していると、
「いいんじゃない?買っちゃえば?」
とのこと。
誰かに背中を押してほしい時は、思い切って喋ってみることです。
ということで、Amazonのサイバーマンデーに照準を合わせ、大幅値引きの恩恵を受けて、ついに「Kindle Paperwhite」を手に入れました。
「Kindle Paperwhite」の特徴
改めてその特徴を書いてみます。
・何千冊もの本をまとめて持ち歩ける(電子書籍の特徴)
・解像度が300ppi(この数字は感覚的に理解できない)
・e-inkディスプレイで、紙のように読みやすい(確かに、パソコンやスマホより目に優しい気がする)
・薄くて軽い(単行本1冊と同程度) などなど
Amazonのサイトでは、「e-ink」を推している印象でした。
寝る前にベッドサイドで読んでいる写真が印象的ですね。
スマホやパソコンから出るブルーライトは目に良くないため、寝る前の閲覧は推奨されていません(眠れなくなるんだとか)。
その点、「Kindle Paperwhite」はブルーライトを発していないため、就寝前でも目に優しく睡眠を邪魔しないらしい(まさに「紙のよう!」)。
「Kindleアプリ」の特徴
ググればすぐに出てくる「Kindle PaperWhite」の特徴を書いてみました。
では、「Kindleアプリ」はどうなのか?
どのような特徴があるのか?
僕個人が感じた特徴です。
<メリット>
・ページめくりがスムーズ(機種に依存する)
・用語や時代背景などをすぐに検索できる(これ大事!)
・気になる本を検索、購入できる(これも大事!)
・複数色のマーカーを使える(「PaperWhite」はモノクロ)
<デメリット>
・画面が小さい(大きくても6.5インチ程度)
・他のアプリの通知が気になる
・ブルーライトを浴びるため、就寝前は適さない
・スマホ依存症が加速する
これらは「『Kindle PaperWhite』と比べると」が前提にあります。
また、画面サイズはタブレットにすれば解消されますので、あくまでも「スマートフォンにアプリをインストールする使い方」で書いています。
(タブレット持っていないです)
単純に「電子書籍リーダー」としての機能面を比較すると、画面の滑らかさやカラフルさという点で「Kindleアプリ」の方が使いやすいです。
多読という読み方の特性上、気になる本があるとすぐに検索(時にはそのまま購入)したくなります。
その点も、スマホの方が優れています。
ただし、
・タブレットを持っていない(だから画面の小ささがデメリットになる)
・「Kindle PaperWhite」はWi-Fiのみのモデル
・デザリングを使わない
・ポケットWi-Fiを持っていない
・漫画を読まない
という、僕個人の属性にものすごく依存した前提条件があります。
何かしらのタブレットを持っている場合は、たいてい「PaperWhite」よりも大画面でしょうし、デザリングやポケットWi-Fiがあるなら、「すぐに検索したい」という僕の欲求も、「PaperWhite」で十分叶います。
使いやすいのはどっち?
ということで、非常に限定的な条件の下であれば、「Kindleアプリ」の方が使いやすいです。
「限定的」と書きましたが、
画面の滑らかさ
という点で、やはり「Kindleアプリ」をお勧めします。
「Kindle PaperWhite」で文章を選択する場合、スマホと同様に画面をタッチできますが、感度があまりよろしくありません。
なかなか思った箇所をなぞれないです。
最後に・・・
「タブレットにアプリを入れれば最強では?」
と思ったかもしれません。
その通りです!
最強です。
ただし、タブレットの方が重くはなります。
「Kindle PaperWhite」の最大の特徴は、その「軽さ」ですよね。
読書の特化しているため、それ以外の機能を極力排除したことで実現した「軽さ」は非常に魅力的です。
僕のスタイルは、家ではあまり読まない「持ち歩く」読書です。
それを踏まえると、
①スマホにKindleアプリ
②Kindle PaperWhite
③タブレットにKindleアプリ
という順番になります。
「Kindle PaperWhite」の購入を検討されている方に、少しでもお役に立てたなら幸いです。