2.道路から分かる未来のスマートインフラ
スマートシティを設計する上での通信のハブとなるスマートインフラの1つとして「道路」にフォーカスを当てている。静的なものと動的なものとの通信を行い自動車や歩行者を最適化していくのが理想ではあるが、現在どのような状態にあるのかが具体的に示されている。
ハードウェアとソフトウェアの関係性を再度考え直さないとならない。
水野さんのお話はとても抽象的で自分の解釈があっているのか少し自信がないですが、このツイートを踏まえた上でスマートインフラを考えてみる。
今までのインフラというハードウェアにはソフトウェア的概念が殆ど無いといっても過言では無いと思います。だからこそIoTというキーワードがバズっているのでもあり、企業も躍起になって技術革新しようとしています。しかしIoTのコンセプトであるソフトウェアをハードウェアに偏在させる機能を持たせること自体には意味はなく、その上でどのような行動を誘発させるかが重要であると感じます。まだ移動するオブジェクトに対するビッグデータが取れていないので、これから新しい法則や規則性を見つけていく段階なのかなと思います。これらの情報からMaaSに活用を促していけるようにする為にはまだ時間が掛かりそうな印象を受けました。
ハードウェアを変えることはなかなか難しいからソフトウェアで柔軟にアジャストさせていくという考え方自体には反対はしませんが、旧来のインフラをそのまま活用していくには限界が来ているのではないかなと感じています。どういったインフラを設計し直すべきなのかまだまだ検討するべきところは山程あり複雑ですが、自分なりの良い道路とは何なのかを考えることは必要だなと感じました。
ソーラーモジュールがワイヤレスで充電をするという記事終盤の〆で思い出した面白いツイートを最後に1つ。
未来を予測する上で何事もそうですが、機能性を追求しすぎると、結果的に現状に回帰してしまうジレンマがありますが、こういった考え方から脱却できる何かと言うと安易にエンタメ性を求めてしまいますよね。良いのか悪いのか、自分の頭が固く短絡的で嫌になりますね。