ゆるる/歌詞
ひび割れた約束の向こう側を
探る指先にちくり刺す痛み
変わり続けることが当たり前と
知ってはいるけど少し堪えるな
優しさの意味がぼやけてたんだ
指を咥えては涎 垂らしてた
転がって絡まり空回ってく
君に傷つくほど君を好きになった
もうこれでいいんだと
ため息が走る 待て
僕らまだ灯す光
飛び去った僕らのこれまでたち
手を合わせてみる何を唱えればいい
いつのまに馴染んでしまったのか
温かいご飯 食卓を囲む
君の笑顔の端に宿る景色めくってく
僕らまだ生きる明日へ
世界の片隅に君を探してしまうのだ
失った者たちが描く日常に
たまらなくなった
何も考えない僕のままで
笑っていたかった
待ちわびて僕らは街を出る
くだらない日々を鞄に詰めこむ
手を繋ぐそれだけでいいのだろう
そよ吹く春風