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8年前の後悔を勉強で覆えさせて(書く習慣Day2)

デンマーク語を習い始めた。また夏からデンマークへ行くことが決まっているからデンマーク語をやっているんだけれど、楽しくて仕方ないのだ。ついでに英語もやっていて、これもまたとても楽しい。

元々英語は割とできる方だった。自慢ではなく、テストの要領を掴むのがうまかっただけ。TOEICも2〜3週間、なんとなくリスニングと単語をやったら795点取れたので「この程度の勉強でこんなもんか〜」と得意な気持ちさえあった。(この5点で800点と言えないのダサすぎる!!!)

しかし8年前。2015年にデンマークに8ヶ月留学へ行った時、私は「言語」という、留学するなら当たり前、1番低いハードルに大ゴケするのである。

当時、デンマークの情報は今ほどなく、とりあえず英語で行けそうな学校に留学した。今思えば、母国語じゃない英語だけを話してもらおうなんて、なんと傲慢なんだろうか。

何一つ言葉を知らないままデンマークへ行き、デンマーク語どころか、英語も全く話せずこれまでの英語の勉強はなんだったんだろうと毎日泣いていた。

デンマーク人が会話しているのを聞いても、デンマーク語で話してるのか英語で話してるのか分からないレベルで、何も聞こえなかった。友達がデンマーク語でなんか言ってるな〜と思って無視してたら英語で話しかけられてて、「え、今の英語だった?!聞こえなかった!もういっかい!」って聞き直したことが何度あっただろうか!!

今思うと、デンマーク語は独特な音が多く、明らかに違うので、よっぽど英語ができなかったんだと思う。

8ヶ月間の苦しい経験のおかげで英語は日常会話程度、デンマーク語は学校生活での頻出単語、フレーズはわかるようになった。

でも、強烈な後悔の気持ちもある。

デンマーク語、もっと恥ずかしがらずに話せばよかったな。
言語が分かれば、もっとできたことがあった。

という気持ち。当時は、なんかわかんないけれど、デンマーク語を話すのが恥ずかしかった。

その傍らポーランドやドイツから来た初心者の子たちも、初めは同じレベルだったはずなのに、メキメキ上達していった。それをみて、余計に恥ずかしくて話せなかった。

文法や単語は多分私の方が覚えていたと思うけれど、信じられないくらい彼らは話していた。本当に今思ってもすごい。

もはや何を恥ずかしがっていたのか分からないが、いまだにデンマーク語を話すのは恥ずかしくて、でも、同じくらい「もっと話したい、わかりたい」と思っていて、強烈に後悔している。

でも今なら、わかる。

どう勉強したらいいのか、話せることでどれだけ楽しいことが待っているのか、そして、恥ずかしいなんてことはないということが。

だから、デンマーク語の勉強も英語の勉強もとても楽しい。きっと今回も「ああ〜全然何言ってるかわかんねぇ!!!」となると思う。それでもいい。

いまただ、勉強がたのしい。


お返しの愛は無限大、一緒に幸せに貪欲になりましょうね!!