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青森から婆ちゃんがやってきた

先日の日曜日に大人の休日倶楽部を利用して
青森から婆ちゃんが家にやってきました。
途中、仙台の姉のところにも寄ったらしく、東京の次は私の妹が居る千葉まで向かうそうで結構な強行スケジュールでした。

婆ちゃんは花や緑が好きなので新宿御苑に連れて行きました。
私、娘、婆ちゃんで
出かけるのは人生で初です。

婆ちゃんは植栽の手入れを怠らず、
近所の公民館でダンスを習い、
カーブスで体を鍛え、剣道5段のよげしゃべりです(津軽弁)
朝から晩まで喋ってます。
最近の話題はじいじの耳が聞こえないことの
コミュニケーション不和の事でした。
耳が聞こえないから大きな声で話す。
その言い方が怒っているように、じいじには聞こえるそうで
「何であなた、そんなに怒って言うの?」
「怒ってないってば! 聞こえないから大きな声で言ってるだけじゃん」
こんな会話の繰り返しだそうで…。
こりゃ、ストレスだなあ。と思いました。
そこでうちの娘がスマホに話しかけて
すぐ文字が大きく出るような
アプリをインストールしてあげたらしく
早速、青森帰ったら使ってみるとのこと。
仲良きことは美しきかな…です。


好天に恵まれました

新宿御苑に向かう途中も一人テンションマックスの婆ちゃん。
ドコモビルを都庁だと思い込み、
モード学園のビルの造形に度肝を抜かれ
「あんなのが青森にあったら事件だ」と言ってました。

新宿御苑の中でも婆ちゃんは
リアクション大王でした。
見る草木や花々すべてにド感動し、
「すごいよ、これは青森にはないよ」
「見てみ、こんなイチョウのおっきなの見たことないよ」
「やっぱ東京だわ、垢ぬけてる」
やたら東京を褒めそやすのです(笑)

昼食後はバラ庭園、温室、プラタナスの並木などを見て回りました。
ラストは皇帝ダリアで締めくくりました。
御苑を出てからはインテリアグッズが好きな
婆ちゃんと娘のことを考慮して、近くのIKEAへ。
娘は疲労の色を浮かべながらも、
照明グッズを楽しそうに眺めていました。
「このランタンにキャンドル灯して部屋に置いたら雰囲気でそう」
「あの時計いいな」
去年、娘がインテリアデザイナーになりたいなあ、と呟いたことを思い出しました。
嬉しい言葉でした。
応援してやりたいなあ、と思いました。
今後もいっぱい色々話そうぜ。娘よ。

そろそろお茶したいという婆ちゃんの要望に応えようと近くのエジンバラという喫茶店に行こうとしましたが、
娘がいたので20歳未満は
入店できないと知り、断念。
色々歩いて探しましたが、
どこもかしこも満員状態でした。
まあ、天気も良く、日曜ともなると
出歩く人も増えまさーね。

新宿をあきらめ、東京駅まで移動しました。
オフィス街だし、空いてるかなと思ったのですが、ここも激混みでした。
読みが甘い(笑)
結局、コンビニで食べたいお菓子、ビールを買い込んで東京駅の外で腰掛けて一休み。
私はカシューナッツをつまみに、
缶ビールを飲みました。
いやいや、これはこれで、夕暮れ時の
東京駅見ながらビールも全然アリでしたね。

少し冷え込んできましたがビールは美味い!

黄昏時の都会の喧騒を娘と過ごせたのも嬉しかったです。
娘はシュークリームとソーセージを貪るように食べてました。
(食い合わせ大丈夫?)

これから「しおさい」で千葉に向かう婆ちゃんとは総武本線の改札前で別れて、私たちは山手線で帰路へ。

耳の敏感な娘は自宅に着いてからも
「ばっちゃんの声がまだ響いてる」と言ってました。
よく燥ぐ婆ちゃんですので、声もデカいのです。
いっぱい歩いたからなんか今日はよく眠れそう、だと言ってました。
ぐっすり眠っておくれ。
いい夢見れるといいですね。

健康こそ宝です。


まだまだ元気な婆ちゃん。
少し体力のついてきた娘。
双方に感謝です。
良い時間をありがとう。










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