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初めましてのご挨拶と高校留学の魅力。#1
読者の皆様初めまして。高校2年生でアメリカのシアトルに留学をしている長谷川航之輔です。
「留学には人生を変える力がある。」
これは留学エージェントで働く僕の母の言葉であり、今から留学を志す全ての人への僕からの言葉でもあります。
今この言葉を聞いて「人生を変えるとは大袈裟な(笑)」と思った人もいるかもしれません。僕も初めてこの言葉を聞いたときは半信半疑でした。
しかし僕自身、日本の学校教育に馴染めずお先真っ暗だったところから、アメリカに高校留学をして花開いたんです!
だから僕は、数年前の僕のように毎日を憂鬱に生きている人達、留学という存在を既に知っていて胸を高鳴らせている人達、そしてその親御さんに向けて、僕の熱意を届ける為にnoteを始めました。
また長谷川航之輔という存在をもっと世の中の人達に知ってもらいたい!というのもnoteを始めた動機の1つです。
だから留学のこと以外にも、日々考えていることや僕の好きなこと(HIPHOPと野球)等の記事も書いていこうと思っています。
基本的に毎日投稿をしようと考えていますが、僕の人生も毎日毎日ネタに溢れている訳ではないので、今日はこんなものを食べました〜とかもドンドン記事にしていこうと思っています!
これからどうぞ宜しくお願いいたします🙇♂️
初投稿の本日は、
「高校留学の1番の魅力」について話そうと思います。
つまり高校留学には、なぜ人の人生を変える力があるのかについてです。
まずは具体的に、僕の人生がどのように変わったのかをご紹介します。以下は今から半年前、2024年6月に僕が書いた文章です。
【留学を経て努力を知った。】
小学1年生から始めた野球は全く練習せず、ベンチスタートでも何も思わなかった。
小学4年生から始めた中学受験は全く勉強せず、志望校のレベルが下がり続けても何も思わなかった。
・・何も思わなかったというのは少し言い過ぎで、多少の罪悪感はあったが、根からのポジティブで根拠のない自信は常にあったので、ボールボーイが楽しかったし、レベルの下がった志望校でもいつか俺は成功するんだと思っていた。
中学1年生から始めた乗馬は初めて成功の感覚を掴んだ。
・・が、今考えると乗馬はセンスが良くて努力しなくても上手くやれたから好きだっただけで、努力と恐怖に打ち勝つ心が必要になるレベルまで達すると、「愛馬が亡くなったから」とか「落馬が怖いから」とかしょうもない理由で辞めた。
乗馬を辞めたことは、野球と勉強を辞めたことよりも辛かった。
センスがあることを自覚していたし、両親も僕の乗馬には期待していたから、ハッキリと乗馬を辞めると言うのが怖かったし、「また努力から逃げるんだ」と両親に思われることも怖かった。
しかしその恐怖も、週末父に、「乗馬行くか?」と聞かれることよりは怖くなかった。
中学生になって学校の勉強がわからなくなったときは衝撃を受けた。
小学生までは一応塾に通っていたので、学校の授業を聞かずともテストでは満点が当たり前だったし、友達に勉強を教えるのが当たり前だった。
しかし中学生になった途端全く勉強がわからなくなった。
中学受験の時には、「中学受験が成功したら中学生の間は遊んで過ごせる。」「中学生の間は学校の勉強と英語だけ頑張れば良いよ。」と言われ励まされてきたが、中学受験よりも中学校の勉強は難しいし、学校の勉強がここまで脅威になるとは思ってもみなかった。
「努力する」ということがどういうことなのかわからなかったので、周囲の人の成長に追い付けず自分には無理だと諦めた。
ただ1つ友達が多いというのは小学生の頃から変わっていなかったので、定期試験が終わって、「また10点台だ〜!」とか言ったらみんなが笑ってくれたのが嬉しかった。
みんなが笑っているのを見ると努力から逃げている罪悪感が紛れた。
ただここまでの僕の人生が不幸せであったかと言われれば全くそんなことはなく、寧ろとても幸せだった。
勉強もスポーツもできなくても、周りより明らかにコミュニケーションが上手かったし、周りより明らかにリーダーシップがあった。
小学校でも僕の周りは常に人で溢れたし、小学生ながら親の仕事の相談にも上手に乗ることができた。
中学校でも毎年学級委員だったし、何か仕事をするときは誰よりも輝いている自信があった。
また親は世界一だし、友達も多かったし、快適な家で暮らせたし、美味しいご飯も沢山食べれた(父と母が作り上げた幸せの中に僕が入れて本当に幸せだと思っている)。
しかし心の奥底では常に罪悪感があり常に何かから逃げ続けている感覚があったので、100%幸せではなかった。
そんなとき留学をすることになった。
留学は僕にとって最後のチャンスだった。
海外の高校では、自分のレベルに合った学びを受けることができるので、今まで逃げ続けてきた努力と対等に戦える最後のチャンスだった。
だから逃げる訳にはいかないし、もう逃げ場も無い。
不安だから努力した。自分の将来が暗くなるのが不安だから努力した。親の期待を裏切るのが不安だから努力した。テストで悪い点数を取るのが不安だから努力した。
高校留学1年目を振り返って題名を付けるなら「不安だから努力した年」だと思う。
ここからがこの文章の本題で、僕は高校留学2年目の題名を「成功のために努力した年」にしたい。
努力することは変わらないし、恐らくその努力の内容も変わらないが、僕は努力することの原動力、マインドを更に良い方向に持って行きたい。
不安だから努力するというネガティブ原動力の努力ではなく、成功したいから努力するというポジティブ原動力の努力に変えたいのだ。
ポジティブ原動力の方がネガティブ原動力よりもやる気が出るので、楽しく作業効率も高まると思うからだ。
シアトルで僕の髪の毛を切ってくれている美容師さんがこの間、僕に良い話をしてくれた。その美容師さんは本当に人柄が良く、髪の毛を切りに行きたいというより、ただ会いに行きたいと思わせられる人です。
そんな美容師さんにも仕事が楽しくなくなった時期が合ったそうで、友達の美容師に「仕事が楽しくなくなっちゃったんだけど、どうすれば良いかな?」と相談したそうです。
すると友達は「仕事が楽しいと思ってたの!?」と驚いたとのこと。美容師さんはそれから、「仕事を楽しんでできていた自分は幸せ者だったのだ」と思い、また楽しく仕事をできるようになったそうです。
だから僕もそんなポジティブ原動力を発揮できるように、来年度は頑張りたいなと思う。
以上が僕が昨年度書いた文章で、今現在はポジティブ原動力によってこのnoteを書いているという訳です。
留学が人生を変える力の正体は2つあります。
1つ目は「1度全てリセットできる」ということ。
アメリカの高校は日本の高校のように、学年ごとに受講する授業が決まるのではなく、自分のレベルにあった授業を受講することができます。
生徒一人ひとりが自分だけの時間割を持っています。だから勉強を科目ごとに、もう1度初めからやり直すこともできるのです。
また身の回りにいる人もガラッと変わるので自分のことを再評価して貰えますし、最高の仲間と出会うこともあるかもしれません。
2つ目は「留学をするだけで自分自身に価値がつく」ことです。
留学をすると「留学生にしか味わえない刺激」を味わうことができます(具体的な事例はまた今度!)。
それにより、自分にしか語れないことや留学をした自分だから持っている価値観や視野を手に入れることができます。
そしてそれを活かす方法は無限にあるのです。もちろん、僕が今このnoteを書いているのも活かす方法のうちの1つです。
僕が高校留学をしたのは「日本の学校教育から逃れたかったから」というネガティブな理由なので「海外にも沢山友達がほしいから」や「英語がもっと上手くなりたいから」のようにポジティブな理由で留学をした人には、また違う世界が見えているかもしれません。
留学は十人十色です。留学生によって乗り越える壁も違えば、得れる成長も違います。
1人でも多くの人が僕の記事を読んで人生を良い方向に向けてくれたら本当に嬉しく思いますし、人生を変える手段として留学を選んだ場合は留学を通してあなたが見付けた色を教えて下さい!
ここまで読んでいただき有難う御座いました🙇♂️