【米栗カレンダ 20200619】かっこいいのよ!
めがねをかけてない、ぱぱをかいたのよ。
(幼稚園で、父オヤの絵を書いてきた彼。
基本、眼鏡がないと生活がままならない父オヤなので、彼は「パパの絵を描くのよ」というときは、必ず眼鏡をかけた顔を描く。
が、今回の絵は……
「眼鏡をかけてないパパを描いたのよ。」
「なんで?」
「かっこいいのよ、かけてなくても。」
ううむ、そうなのか?3歳なりに「かっこいい」と思たの?
いやもしかして君、描くのが面倒だったとか…?
可能性はある。
何しろ言葉が達者になってきて、「つくりばなし」が楽しくてしかたがないお年頃。
「むかし、ひとりぐらししてたのよ、ほっかいどうで…」となんて簡単におっしゃるのだ。
まあしかし。
自分の父オヤについて「かっこいいのよ」と言えるのはいいことだ。
某俳優の娘じゃなくても、ノーベル賞受賞者の息子じゃなくても、父親をかっこいいと思える瞬間を持てたら、それはまた幸せと呼んでいいことの一つだな、なんて思ったのでした。)
取材、執筆のためにつかわせていただきます。