3人暮らしをはじめて2ヶ月の備忘録

夫から話があった。

1つ目。ジェイ(同居人)がこのみの話しかたを気にしていたという話。

2つ目。仕事が忙しいため、このみとおしゃべりしたり映画観たりごろごろしたりできない。お風呂も家事も思うようにできずにイライラしたり、冷たくしてしまうかも。でも、このみが一番大切だから、そのせいでこのみから嫌われたら嫌だ…という話。


うまくいっていたかのように思えた、わたしと夫と夫の友人の共同生活。翳りが見えはじめたのか。


まず1つ目の話。嘘の可能性もあるが(夫はすぐ嘘をつく)ショック! わたしは人からちょっとでもぶりっこと思われるのがこわいんだなあ。

中学校1年生、顔がゴリラに似ている地黒の女が(嫌いなので容赦なく言うぜ!)「このみってぶりっこだよね…ってみんな言ってるよ(誰も言ってない)」を謎の暗号の手紙(わたしと彼女しか解読コードを知らない)に書いて送ってきたあのときから。

ゴリラは、数年前にFacebookで友達申請を送ってきた。写真を見たら、地黒のゴリラなのに結婚式で薄ピンクのドレスとか着ていて死ぬほど似合わなかった(嫌いなので容赦なく言うぜ!)ブロックした。まあまあ、偏差値の低い学校に通い、一生地元で生きていく組の人間じゃん、許してやれよ…ということで許した(許してない)。



いけない、ゴリラの話になってしまった。ゴリラの話は終わり。



2つ目の話。かわいかった。あらかじめ伝えてくるところとか、目がうるうるしてるところとか。「このみのこと、ぷいしてごめん」って言ってくるところとか。あれ、こっちの人のほうがぶりっこじゃない? かわいい

夫は綺麗好きで、部屋が荒れてくるとストレスを感じる。かわいそうだから、できるだけわたしが掃除・洗濯をする。夫ほど丁寧にはやらない。

問題は、夫は掃除・洗濯が「好きだからやる」なのに対して、わたしが「褒められたい・喜ばれたいからやる」ところ。通常時はいいけど夫が限界労働をしていると、「掃除した!褒めて褒めて〜!」も言いづらい、ので黙々とやるしかなくなってくる…。これがしょんぼりポイント①。


しょんぼりポイント②は、掃除・洗濯をやるとなると、必然的に3人分になるということ。3人で住んでるんだから、そりゃそうだろ〜という話ではあるが、考えてみて。大人3人が住んでるの。なぜ、1人が3人分を?


答えは、ジェイが全く家事をしないからで〜す!!!!


ジェイと夫のふたり暮らし時代はそれで問題なかった。だって、夫が掃除・洗濯好きだから。夫がやれないときは、夫が嫌な気持ちになるだけ。ジェイは気にしない。

でも、わたしは夫に、家事が溜まっていることごときで無駄にHPを減らしてほしくない! そんなことになるくらいならやるわ! 

ということで、わたしは夫に喜んでほしくて家事をするので、喜んでもらえなかったら普通に労働になってしまい、えっ、なんで毎日ジェイの靴下を拾い、パンツ畳んでんの? ってなってしまう。

これね。


しょんぼりポイント③。確かに夫は夜中の4時くらいまで仕事をして、朝6時くらいに起きる限界労働者である。が、夜になるとジェイがつけている映画を一緒に観てしまうし、変なタイミングでソファで寝てしまっている。

それを見て、時々もっとこうしたら〜とか思ってしまう。たぶん心のどこかで「早く仕事片付けてわたしと遊んでよ〜」とか思ってるからなんだろうな…(ごめん)


本や漫画、映画、などの物語は、彼にとって毎日なくてはならないものなんだろう。ごはんみたいに。いや、ごはんよりもだね。ごはんはよく食べ忘れているけど、漫画は欠かしていない。

倒れたらかわいそうだから、ごはんも忘れずに食べてほし〜!と思って作る、好物だと食べてくれる(かわいい)

でも、わざわざ作った感を少しでも出すと「大変なことしなくていい」って逆に嫌がられちゃうんだよね。あくまでついでに・片手間に作りました〜感を出さないと。めんどくさくてかわいい。


脱線した。ソファで寝ちゃうのは、体力が限界なのと、ベッドで寝てしまうとしっかり眠ってしまうからなんだろうね。本当は起きて仕事しなくちゃ!と思っているゆえの。かわいそう…。


で、寝過ごしてお風呂も入り損ねて、生活リズムもぐちゃぐちゃで、仕事はどんどん降ってきて、嫌だよォ〜になってる。かわいそう。かわいそうでかわいいけど…。


心配しなくても、嫌いになったりしないと思うけど、心配しててかわいかった。大切にしてくれてありがとう。

わたしが心配なのは、わたしがいいこぶって家事をこなそうとして、イライラして泣いちゃったりすることです。は〜あ、ジェイもぶりっこしてみたら?



先日3人で歩いててゲリラ豪雨が降ってきたときに、ふたりはわたしの頭の上に手で傘作ってくれるし、まあそれはふざけてるだけなんだけど、なんだかんだで笑っちゃう。

はやくみんなが余裕を取り戻して、毎日が修学旅行の夜みたいな日々に戻るといいね。(えっ、毎日が修学旅行の夜みたいな日々!?)(最高じゃん)(最高で〜す)(最高だった…)

おしまい。

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このみ
急に雨が降ってきた時の、傘を買うお金にします。 もうちょっとがんばらなきゃいけない日の、ココア代にします。