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11、学ぶ人を決めなさい!(前編)

こんにちは!
私が先輩経営者から学んだことを少しずつ書き留めていくこのシリーズ、久しぶりに再開します。
今日は、第11弾目です。

経営や起業に興味のある方向けに書いていますが、会社員としても成果を上げたい方に役立つ考え方になれば幸いです。

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このシリーズの前回の記事で、何かを達成しよう、できるようになろうと思う時、大切なのはまず自分の「現在地を把握すること」だと書いた。

現在地を正確に把握したら、次に大切なことは、辿り着きたい行先(理想の結果)と現在地とのギャップを認識することだ。そして、さらにそのギャップを埋めるために、理想の結果を手に入れている人から「学ぶ」ということが大切だ。

たまに、こういう話を聞く。
「候補が何人かいて、誰から学ぶのが良いか、分かりません」
「どうやって学ぶ人を見つけてきたんですか?」

私は、良くも悪くも、理想の結果を手に入れている人に出会うチャンスに恵まれなかった。悩むほど、候補がいるなんてこともなかった。
ただ、ご縁あってたった一人の「人生丸ごと、この方のようになりたい!」と思う人に出会えたから、
シンプルに「この方に人生の全てを教わって、同じ道をたどっていこう」と決めた。
ちなみに、「人生丸ごと、いいな」と思う方に出会えたことは、もはや奇跡だと思っている。ご縁を繋いでくださった、私の大学の先輩には本当に感謝で頭が上がらない。
仕事ぶりやプライベートの一面だけを切り取って、「いいな」と思う先輩には会社で出会ってきたけれど、仕事面、プライベート面含め、私の理想の全てを手にしている人に出会えたのは、これが初めてだった。

もちろん、そんな理想の結果を作っている方から、簡単に人生の全てを教えてもらえるなんてことは、ない。
だから、必死の想いでお願いして、チャンスを掴み取ってきたのだ。

一方、こんな話も、聞く。
「自分的には、できることを増やすために、まずこの資格や勉強を始めるのが良いと思っていて~」
「私はこの仕事が好きなので、同じような業界・職種の方から学びたいと思っていて~」

今の自分が手にしている「結果」を変えたいと思っているのに、上記のような「自分なり」の考えを押し通したい理由は何だろう?と不思議に思う。

前回の記事でも触れたが、例えばバスケをマイケルジョーダンのように上手くなりたいと思っていて、目の前にマイケルジョーダンがいたとしよう。
「自分的にはこの練習から始めようと思っていて~」と、そこにマイケルジョーダンがいるのに、何も学ばずに自分で考えた練習法に固執していて、本当にマイケルジョーダンのような選手になれるだろうか?

結果を作っている人から、学ぶ。
シンプルに、このことがどんなに大切か、痛感する日々だ。

もちろん、「自分的には~」と自分の考えを押し通したくなることや、自分が好きなことを優先したくなることは、私もあった。

ただ、好きなようにやっていて望み通りの結果になるなら、もう理想の結果を手にしているはずなのだ。
それが今、理想の結果になっていないと思うのであれば、一刻も早くその「自分なり」を捨てて、学ぶ必要がある。

シンプルだけど、意外と難しい。

できていない自分を受け入れて、さらなる高みを目指すために、学ぶこと。
学び続けること。
私も常にこれを意識して、理想に向かう自分でありたい。

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