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デザイナーチームをマネジメントする時に知っておきたい4タイプのデザイナー像
こんにちはkonokoeです。
デザイナーとしてクライアントの課題を解決し成果を出すことが私の仕事のモチベーションで、「良いデザインを作ること」が当時の関心事でした。そんな中、2年前にデザイナーチームのリーダーとして活動しなくてはいけなくなったのですが、制作に没頭したい気持ちと新たなマネジメント業務の間で半年ほど葛藤しました。
新しい分野への挑戦の意欲もあり「1回真剣にやってみるか」という気持ちで受けたものの、「マネジメントって具体的に何をすればいいのか」となりました。いろんなドキュメントを読み漁る中で株式会社ペイジさんの下記の記事で「ほぅ」となり、自分と考え方が合わないデザイナーの方々に対して納得できた体験とその後の成功体験をこの記事で文書にします。
デザイナーの4タイプ
理想実現型
成果追求型
共同作業型
実務遂行型
この4タイプがあるらしい。各タイプの詳細については是非上記のリンクから記事を読んで見てほしいです。
自分はどこのタイプか
自分のことを客観視しないといけないので、意外と難しい。 やっていることよりも周りのデザイナーに対してどう思うか(こちらもペイジさんの記事に掲載されています)で自分がどのタイプか判断するとしっくりくる結果になりました。
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私の思う各タイプに対するマネジメント
理想実現型
🛠️ 自分が満足いくまで妥協せずに制作し続けるタイプ
👉 大規模プロジェクトや高難度のクリエイティブ業務にアサイン
💡 実績は華やかで大きなリターンを生むが、工数超過で採算管理には要注意
成果実現型
🛠️ ファクトベースで進行し、数値への理解が深い
👉 設計フェーズやプロジェクトリーダーとして適性が高い
💡 ビジネスデザイナーとして理想的なスキルセット。エンジニア的な論理思考の持ち主
共同作業型
🛠️ チームワークに長け、円滑なコミュニケーションが得意
⚠️ 金銭的なKPIへの意識が低く、単独作業時にモチベーション低下の傾向
👉 外部パートナーとの協業や、コミュニケーション重視のプロジェクトに適性あり
実務遂行型
🛠️ コスト意識が高く、効率的な業務遂行が得意
👉 複数の小規模タスクの並行処理に強み
✅ 納期厳守でミスが少なく、顧客満足度の高い実績を残せる
各デザイナータイプがもたらす多様な価値と成功体験
私はデザイナーの価値を「顧客の課題を解決し、満足度を高めること」と考えていて、その実現手段として、粘り強い制作活動ができないデザイナーはプロから遠い姿とも思っていました。
実際には、顧客満足は様々な形で実現できることがわかってきました:
✨想定以上のクリエイティブによる満足:理想実現型
📈 数値改善による満足:成果実現型
🤝 スムーズな共同作業による満足:共同作業型
⚡️ 効率的な更新による満足:実務遂行型
各タイプのデザイナーが持つ特性は、それぞれ異なる形で価値があることがわかりました。
苦手なことができるようにというより、根本の考え方が各々違うため、それに適したタスクやプロジェクトを任せることで高いパフォーマンスが出ることが多いという体験をしました。
少なくともやっている業務に納得がいかず退職するということはなかったです。
まとめ
マネジメントを始めるまでは、自分の制作における納得度を最重要視していました。しかし、チームメンバーそれぞれが活き活きと制作できる環境を整えることで、私自身のプレイヤー業務の成果も上がり、結果として全体のパフォーマンスが向上しました。
トラブル対応やミーティングの多さには今でも戸惑うことがありますが、過度な介入は避けています。メンバーそれぞれが一人のプロフェッショナルとして自律的(メンタルまでのマネジメントはしていません)に動けることが、良いチームの形(個人的に都合の良い形ですが)だと考えているからです。
株式会社ペイジさんのメディアはよく閲覧させていただいており、いつも感覚的に理解していることを腑に落としてくれています。