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仮想世界に生きて。


マトリックスの世界🌍

映画マトリックスはちょっとこわい。
あれは巨大AIのつくった仮想世界で、ひとびとが「仮想」だと気づかずに生活している。
(本当は機械に繋がれて夢をみてるだけなんて……悪趣味ですきじゃない♡)

でもここも、仮想世界。
いま住んでるここも、仮想世界。笑

この現実の世界も、ある意味の仮想世界となっている。

実は全部バーチャルで、夢見てるだけなんだよ〜〜なんて論はいやだ。そんなの知らん。
生きる意欲がなくなるじゃないか。

バーチャルかバーチャルじゃないかはしらないけど、そんなことはどうでもいい。我思う、ゆえに我あり、我ときめく✨故に我あり、我たのしい🌟ゆえに今我あり、それでいい。


でも、ここが仮想世界(しかもガッチリ固まっている)なのは本当だとおもう。

「一つの物の見方に、全世界のほとんどの人が追従している」という点。


「こんな世界」を、今日もわたしたちはみんなで作っていて、「こんな世界」を維持している。

⚫︎地球🌏があって、地面があって、空気があって、太陽があって。私たちがこの地面で生きているということ。それは「当たり前」☺️

⚫︎そしてここでは、
働くのが「当たり前」。働く=労働(お金がもらえたら内容はやりたくないことでもいい、それが当たり前) 労働に人生の大半の時間を使うのが当たり前。労働して一人前の大人とされる。労働の対価として、生きるのに必須のお金を得ないといけない。

⚫︎こどもは学校へ行きひととおり勉強する。そこで社会のルールや常識を学ぶ。椅子に🪑 長時間座り、先生の話をきく、そのことをテストされる。点数つけられる。生活に使うことのない分数のかけ算などもたくさん覚える。学校へ行かないと、社会不適合者として扱われる。

⚫︎政府があり、税金を払うシステム。
消費税に所得税や固定資産税、という税金を払うのが当たり前。社会の一員だから。

⚫︎夢 はたいてい叶わない。一部の恵まれたヒーローや天才だけ。ほんの一握りの人だけ。
ふつうの人は、いつまでも夢をみていたらだめで「目を覚ましない!足元をみなさい!」と怒られたりする。

⚫︎人は60代にもなると、老人として老けていく。老けるとあちこちにガタがきて、病気になる。医療費がかかってくる。そして80歳くらいになると、もうすぐ死ぬかもしれない。寿命。
逆に人間の若さ、美しさのピークは25歳ごろで、それ以降は下降していく。

⚫︎神様は、神社や、空の上や、外部にいる、とっても大きなおじいさんのような賢者のような、厳格でやさしくて愛に溢れて、とにかく大きなもの。

⚫︎コンクリートは硬くて、なかなか崩れない

⚫︎日本は地震大国。プレートがたくさん重なっているから。プレートのひずみで地震が起こる。

⚫︎ダイヤモンド💎は価値がある。ゴールドは価値がある。

⚫︎政府があって、警察がいて、議員がいて、学校があって、市民がいる。病院があって、病気があって、大学があって、街があって、インフラがあって、大きなビルがあって・・・・この世界の構成する要素、この社会を維持する要素。なくなったら困る。

⚫︎人の祖先は原始人、野蛮人だった。洞窟でウホウホ暮らしていた。

⚫︎人々は、元気いっぱいで幸せに満ち溢れている!というより、どこか疲れていて、年齢いくほどシワがあり、どこか不満足そう。
でもみんなそうだし、そんなもんだ。

⚫︎精神的なことを言うのはイタイ、ヤバイ、なんかの宗教に入ってるんだ。

⚫︎物理的に、論理的に、科学的に が一番重要で説得力がある。客観性を優先すべき。
科学で解明できないことは、とりあえず「ないもの」とする。でも都合が良い事柄は、解明できなくても「あるもの」とする。

⚫︎天災は起こるもの。
隕石😓も、これからあるのかい??


などなど🌼

こうしたこの世界🌏の「当たり前」の概念は、私たちが希望して組み上げたものではないにもかかわらず、私たちが毎日つくって=維持している。


当たり前がゆえ、
それ以外の選択肢がないゆえ(〇〇主義か、△△主義か。🔸🔸教か、🔹🔹教か。)
変化はほとんどない。
これまでの歴史通り、いつもほんの少数の支配者がいて、大多数の人々は立場が弱くて、豊かさや自由があんまりない。(その中の人々はある程度自由だと思っている)


それが三次元の物質極まる世界🌍ということなのかもしれない。
そうあることで、三次元をキープしている。
それはそれで、誰が悪いということでもなく、支配者が悪いわけでもなく、各々が「知りたいこと」、つまり学び📝

支配者とはどんなか、支配されるとはどんなか。破壊とはどんなものか、差別とはどんなものか、目隠しとはどんなものか。
それはそれで、貴い学び。


この三次元という物質世界では🌍、「ココロ」の部分は基本的に大人になると、多くの場合閉じる。

子どもの頃は、ナチュラルに全開だったココロでも、ココロを全開にしたまま大人になると傷つくことや苦しいこと、世界への違和感があまりに多いので、もう閉じて、自分を守る態勢になるのだ。

ココロを閉ざしているから、あまり楽しくない、あまり感じない、あまり幸せじゃない、自分を偽っている、本当の喜びや豊かさがわからない、という風になってくる。
苦しみが生まれる。


でも、ここではそれは「当たり前」で、みんな大体そのような感じだから、
いつもハッピーで最高にしあわせ!なんて、夢物語だよね、となる。

幸せは不幸と同じくらいあって、つらいことの後に幸せを感じるものだ。
人生は試練ばかりでつらいことがたくさんあり、その中で一握りの幸せが、光のように輝くのだと。


でもそれは、ある一つの観方 なのだ。

そういう、世界の「観方」。


自分がつくったわけじゃなく、みんながそう観てるから自分も自然に追従している。
「あたりまえ」だと思っている。
みんなが「あたりまえ」と思うから、この世界は物質世界で、密度が重くて、固体で、がっしりしているのだ。
この社会構造も、「あたりまえ」。
大体これしかあり得ない、と。

そうやって、この世界と三次元を維持してきた・・・・・🌼
みんなでこの構造を、維持してきたのだ。


目隠しをして、全部忘れて、自分がなにかも忘れて、そして心に蓋をして、
戦いや支配階級制度や、誰か支配者にとって都合の良い世界構造を、ずっと維持してきたのだ🌼 (漫画ワンピースの世界のよーに🌟)


本当の人の能力は、ほとんど使わずに。

そういうマトリックスの世界🌍

そういう、「現」あらわれ。

それもまたよし。


ということは、
もちろん別の 〜現〜 もある。
現実。あらわれの実。

もしこれまでの現れに飽きたり、もううんざりだったりしたら、次へいく。


素粒子💫で構成される万物、この世界に確実で絶対的なものはなにもない中、
ひとつの「現れ」に、一つの「観方」に、制限されることないし、制限されているようで実はされてない。
次にいける。道がある。
心がつれていってくれる。ナビしてくれる。

マトリックスから抜ける、とはそういうことかもしれない🌼

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