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PENTAX17で熊本の街を観光客目線で撮ってみた

10月にやっと私の手元に届いた「PENTAX17」!
発売は7月でしたがずっと入荷待ち状態になっていて、9月下旬発売時にやっと公式ページから購入できました。

撮り歩いた感想は、「軽い!」そして「撮ってて楽しい!」
現像した感想は、「ちゃんと撮れてるじゃん!」でした。(雑感すぎるw)

24枚撮り計48枚を撮りきったので、備忘録がてらレビューしていきます。

PENTAX17とは?

フィルムカメラ界隈で話題沸騰のPENTAX17は、PENTAXのフィルムカメラとしては20年ぶりの新製品です。ハーフサイズフォーマットのカメラで、35ミリ判フィルムの1コマを半分の2コマにして撮影するので、36枚撮りなら72枚撮影できます。

2022年12月に発表された「フィルムカメラプロジェクト」から誕生した製品で、発売された2024年7月はすぐに売り切れ。今も公式サイトから都度限定販売されています。

撮ってみた

開封して思ったのは「小さい!可愛い!軽い!」でした。
ポケットに入れても邪魔にも負担にもならないので、街歩きや旅先でデジタルカメラと一緒に持ち歩けると思いました。

公式YouTubeを見ながらセットしたので、35ミリフィルムの装填も簡単でした。蓋を閉じて、手動で巻き上げる感覚が楽しい楽しい♪
でも、シャッターを押した感覚は「スンッ」って感じ(笑)でした。「軽い」というか、「薄い」というか…。でも巻き上げが気持ちいいから、まぁいいか(笑)

初回は早く現像したくて、24枚撮りフィルムにしました。
コダック カラーネガフィルムULTRA MAX 400です。

まずは鏡で自撮り。早速レンズキャップをしたまま撮影してしまいました;(下の写真の左側)
ちゃんとファインダーのすぐ横に警告ランプが付いていて点滅して教えてくれていたのに…

熊本市街地

バスターミナルのあるサクラマチ熊本に行きました。
撮影テーマが「熊本旅行に来た観光客」なので、(普段はそこら中にあって珍しくもないから撮らない)くまモンを撮影しました。しかも、ハロウィンバージョン。

ちょうどサクラマチの目の前の花畑広場ではイベントが行われていて、ものすごい人出でした。こういう写真では、解像度の高いデジタルカメラよりも匿名性が出ていい感じです。

下通アーケードと上通アーケードの間の通町筋という、熊本市電と熊本城が見られる交差点でも、信号を渡りながら撮影しました。

左は選挙戦直前の野党共闘集会、右の奥に熊本市電と熊本城

明度差があるとコントラストが強い分、影がかなり暗くなってしまいました。でも空の青がキレイ。それに遠くの熊本城もちゃんと撮れています。

アーケードから1本入った路地も撮りました。
海外からの観光客にとっては、電線の張り巡らされた雑多な感じが日本的だということを聞いていたので、私も撮ってみました。

別な日に熊本城二の丸公園から撮ってみました。
工事中ということで、宇土櫓はパネルになっています。ある意味、色んな表情を見せてくれる熊本城(笑)

くまもと花博2024が開催されており、中心市街地一帯で鮮やかな花々が飾られていました。

黄色い花はテーブルフォト設定の0.5m程度の距離で撮りました。
ちなみにマクロ設定にすれば被写体から0.24m~0.26mで撮れます。

花畑広場は台湾フェスティバルの準備で、目の前のサクラマチ熊本には赤いランタンが飾られていました。

多重露光風な窓ガラスの映り込みはモンベルの外から。

サクラマチ熊本の屋上の「竹あかりの庭」。昼間は無料で中に入れました。

屋上からは熊本城も見えます。

ハーフサイズカメラということで、現像&データでは「2枚1コマ」か「1枚1コマ」かで金額が変わります。Photoshopでトリミングできるので、安い方の「2枚1コマ」でデータをもらいましたが、ちゃんと計算して撮影すれば「組写真」みたいになって面白い作品になります。

これは計算してなかったのですが、「Y字」になってて面白いじゃん!…と出来上がってから気づきました。

ただ、光の反射でくまモンが白目になっていることは残念でしたwww

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