エリザベス女王崩御をもって、また新たな時代の変容へ突入する
9月9日、重陽の節句の朝は「エリザベス女王崩御」のニュースで始まりました。
ふだん、起き抜けにいきなりiPadを開くなどない私が、なぜか9日の朝は、自然と手が伸びた。そして目に飛び込んだのが、このニュースです。
驚きました。
9月9日という「9」が重なる日に崩御されるとは。
もちろんこれは日本時間です。日本は英国より8時間早いので、現地時間は8日となります。ただ、日本が9月9日を迎える日に崩御したというのが、重要だと私は観ているのです。
古代中国では「9」が最大の数字とされ、それが重なる「9月9日」が重陽(=陽が重なる)一年でも最大の吉日となりました。
「9」は「久」にも通じるため「永遠」をも意味し、そこから「不老長寿の妙薬」とされた菊が用いられます。
こうした中国の風習が古代日本にもたらされ、日本の風習と集合しつつ、節句と位置づけられたのです。
つまるところ、9月9日は、いわば「MAX」の日であり、その日を堺に、新しいステージへと移行するという、かなり重要なタイミングでもあるわけです。
このような日に、エリザベス女王が崩御した。しかも翌日10日は、魚座満月で、しかも中秋です。
私が珍しく驚いたのは、こんな流れがあったからなのです。
英国の皇室のみならず、日本の天皇家にも深い敬愛を抱いてくださった女王の崩御は
また新たな変容、それもかなり大きな時代の流れ
が生じることを予感させます。
そして、私たちは、好むと好まざるとにかかわらず、その大きなうねりの中に投じられていくことでしょう。
ただし、そのうねりを、
上昇気流とみなして勇敢に受け入れることが出来るなら
まさに次元を越えるような成長がもたらされるでしょう。
うねりにのみこまれて自分を失うのか、
うねりを受け入れて大きくジャンプするのか
それは、それぞれが決めること。
できるだけたくさんの人に、勇気をもって
変容を受け入れていって欲しい。もちろん私は受け入れます。それも、喜びと共に。できるだけ。
エリザベス女王が崩御された日、
バッキンガム宮殿とウィンザー城に、巨大な虹が架かったという。
https://news.yahoo.co.jp/articles/369c0c7b83cbb5117d724bd4b09f3a824dab7287
胸がいっぱいになります。
美しい世界があることを忘れないで欲しい
この世界を美しく出来る力が人間にはある
それは、人種も国も超える力であり
「愛」という言葉で表されるものなのです。
私は、こんなメッセージを受け取りました。
エリザベス女王のご冥福を心よりお祈り申し上げます。
みなさまからいただくサポートは、主に史料や文献の購入、史跡や人物の取材の際に大切に使わせていただき、素晴らしい日本の歴史と伝統の継承に尽力いたします。