いつも機嫌よく
繰り返し思うことは
心が世界を創っているという
お釈迦様の言葉です。
やっかいなのは
心は感情が伴っているということ。
ひとたび感情が沸き立ってしまえば
心が目の前の世界を創造しているなど
思いつきもしません。
だから自分を見つめる訓練と習慣が
必要になるのです。
感情の波が収まったときに
落ち着いて自分を省みてみます。
いつ、どんな想いを心に抱いたことによって
この出来事が起きたのだろうかと。
どれくらいかはわからないけれど
どうやら現実になるには時間差があるからです。
もっとも、思いを馳せたところで
いつのどんな心がなど、わかりません。
だから結局は
いつだってできるだけ機嫌良くいる
穏やかで明るい心でいる
そこに落ち着くのです。
写真:魚住心 Film Leica
みなさまからいただくサポートは、主に史料や文献の購入、史跡や人物の取材の際に大切に使わせていただき、素晴らしい日本の歴史と伝統の継承に尽力いたします。