【贅沢おこもり一人旅】嵐山 MUNI KYOTO
今回は、おこもり滞在におすすめなホテルのご紹介です。
京都嵐山の渡月橋からほど近い場所にある【MUNI KYOTO】さんは、
2020年に完成したばかりのラグジュアリーホテルです。2021年にはグッドデザイン賞も受賞。
「おこもり滞在」に関しては、実は「建築デザイン」という要素も重要です。というのも、建築デザインは居心地の良さを左右する大きな要素となっているからです。
歴史を感じさせる建物でも、真新しい建物でも自分の好みに合う建築デザインかどうかは重要なポイント。MUNI KYOTOさんは、新建築のなかでも日本的な要素を取り入れつつ極限までシンプルなデザインで茶室の宇宙観にも通じるような気がします。
どっちを向いて寝ようか迷うようなダブルベッドにリビングスペースも広々。
専用テラスからは、お庭の良い眺め。
テラスに出ると、水音がとっても気持ちいい!
アラン・デュカスのエスプリが生きるお料理
MUNI KYOTOのお料理は、あのアラン・デュカスがプロデュース。
アラン・デュカスといえば30代後半から40歳の頃に仕えていた
フードコーディネーターの先生が大絶賛していたシェフでした。
とにかく、ストイックといっていいほど美意識が高く、常に新しいものを生み出そうとしているかに見えます。
今回、ディナーはいただきませんでしたが、朝ごはんだけでも、こだわりぶりがすごかったです。こちらはサラダ。
極細千切りの人参や赤大根などが、薄くスライスした大根に巻かれています。ナッツの香りのするソースでいただきました。
メインはポーチドエッグ。信州産サーモンのスモークが添えられ、ソースも美味。卵の黄身がオレンジ色をしていて、まったく臭みがなくてビックリしました。
パンは4種類、花粉入りの蜂蜜に、デュカスのショコラソース、黒米のコンフィチュールに自家製マーマレード。
手前の白いものはヨーグルトで塩味のナッツペーストとルバーブが添えられていました。これに蜂蜜をかけていただいたら、とっても美味しかった~!
動画では、もっと雰囲気が伝わるかと思います。ぜひご覧になってみてください!
京都は、調べ物をしたり史跡巡りで行くことがほとんどで、場所的にいえば、お籠もりはもったいないな、と思ってしまいます。あとは、やっぱりお籠もりするなら温泉がベストですね。
ただ、この洗練された雰囲気とサービスは、捨てがたいものがあります。一度は、行ってみても良いと思います。