母性の目覚め
「苦手な人」にどう対応していくのか。
いろいろある。実践をしてみたのだけど「面白いあだ名」がとうしてもできなかった。センスの問題もあるのだろう。嫌いな人に面白い呼び名をつけようとしても、
「腐った水」(くすんだ顔色でねちゃねちゃ話す女)とか、
「大玉ころがし」(ウエストのくびれるはずの部分が逆に張り出している女がパン屋で買い回っている)とか、
「初老のおぼっちゃま」(母親に世話をしてもらって生きている中年以降の男)とか、
「おじいちゃん」(30代だけどぐったりした、のんびり省エネ体質なのかもしれないけどエネルギーの感じられない男)とか、
「面接男」(会社を経営していて会話が人事採用みたいな質問ばかりの男)とか、
どうしても笑えないあだ名しかつけられない。
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