こどもの爪噛みについて
◆事例のこども
自閉症スペクトラムで、Q60の知的障害の男の子について
<質問内容>
この子は、普段から爪噛みはしていたが、
いつもに増して運動会の練習中にずっと爪噛みをして、爪をムシるため
血が出ており、衛生的にも良くない。
爪噛みをやめさせた方がいいのか?
それとも、安心するための爪噛みなら、やめさせない方がいいのか?
まず前提として…
文献上では、爪噛みをするからといって学力が落ちるということはない。
今回、この子の事例は、
運動会ということで、より契機している可能性がある。
◆今回の原因
普段は優しい先生も運動会になると熱が入るため、いつもと違う先生が
子供からしたら怖い対象に変化する。
運動会の練習でやり直しが多い。
他の子が間違えたり、他のクラスがだめでも、一緒にやり直しになる。
その度に、自分のことではなくても、大きい声(マイクを通して)で怒られる。
原因1、原因2によって、
運動会がすごいストレスになって爪噛みが増える。
何が原因かを考慮する必要がある。
◆対処法
大きい声で(マイクを通して)怒るのではなく、そーっとその子のところに近づいて注意する。
小声で注意するのが望ましい。
爪噛みで血が出て傷がひどくなってる時に、
クリニックでよく出すのは、
「十味敗毒湯」という漢方薬。
粉薬の調剤もあるので、おすすめ。
「十味敗毒湯」は、
化膿止めになり、
ウズウズ、ズキズキなど
汁が出るのを止める。
これらで、よくなるケースもあるので、
参考にしてみてください!
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〜 プロフィール 〜
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一期一会をモットーに開設された発達と思春期の心の診療を行うクリニック院長
2017年に発表された総務省の調査によると発達障害を診る専門医療機関は不足しており、その初診待ちは1年以上に及ぶ医療機関も少なくないことが示唆されております。公的医療機関での限界を感じておりましたが、発達障害児者のみでの専門診療を行う医療機関は、診療に時間がかかり、非効率・不採算であり、クリニックとして成立しないと言われてきました。私たちは、その限界に挑戦し、発達障害児者の専門診療クリニックにチャレンジしていきます。
発達障害児者と社会や保護者・教員間に虹の橋をかけて、信頼と実績のある未来を創りだしていきます。
また、従来の治療のみでは、治癒したり軽快させることのできなかったがん、アレルギー、PTSDなどの疾患に対して、これまで培ってきたNLPカウンセリング、PCW、家族療法などの要素と日本古来からある操体法、気功、針などの東洋医学、バッチフラワーや波動検査治療器ダヴィンチなどを駆使してチャレンジして、不可能とされたがんやアレルギーなどの心理治療にチャレンジしていきます。不可能を可能にするための虹の橋をかけて、元気で健やかな未来を創造していきます。
専門 小児心身症・神経症・発達障害・PTSDなどトラウマ治療・がん・自己免疫疾患
アレルギー疾患などの心理治療・スピリチュアルケアなど
医師、小児科専門医・指導医、小児心身医学会認定医・指導医、子どものこころ専門医・指導医
小児科外来診療のコツと落とし穴メンタルヘルスケア中山書店小児心身医学ガイドブック(北大路書房)
小児心身医学会ガイドライン集―日常診療に活かす4つのガイドライン(日本小児心身医学会【編】南江堂 )
Medical applications: Innovations in NLP for challenging times 2011 London
NLPイノベーションズ:変革を起す6つのモデル&アプリケーション2013(春秋社)
発達障害コミュニケーション初級指導者認定テキスト2015(AMWEC)
必携発達障害児者個別支援ガイドブック2018(AMWEC)
発達障害コミュニケーション指導者認定テキスト改訂版2021(AMWEC)
他多数