毎日、1%だけ、昨日の自分から進化【数字のセンスを磨くコラム】
みなさん、こんにちは。
コウノミホです。
2019年12月初旬に中国の武漢市で第1例目の感染者が報告されてから、わずか数カ月ほどの間に全世界へ広がった「新型コロナウィルス」
その「開始」から、もう3年目になります。
まさに世界が一変した、歴史に残るパンデミック。
この期間を振り返ると、誰もがきっと、様々なことを思うのではないでしょうか。
ワクチン接種の広がりや、新型の流行。状況は刻々と変化しつつも、当面はコロナ禍の中で、生きることを覚悟する必要がありますね。
とはいえ「コロナに適応しなければいけない!」「世界の変化に乗り遅れてはいけない!」と、無理に肩ひじ張らなくても良いと、私は思います。
最近色々な方の悩みを聞いて感じたのですが、きっと今一番大切なのは、
大きな変化ではなく、小さな変化。
そして、
「この小さな変化は、いずれ大きな変化・・・いや、進化につながる」
と考えること、言い換えれば、
「今の自分を信じ、肯定すること」ではないでしょうか。
SNSなどで、早速新しいビジネスを始めたと言う話、
今までと同じサービスをオンラインやデリバリーに切り替えて再スタートさせたと言う話、
移動時間がない分、ビジネスのスピードがアップしたと言う話
など・・・
聞いていると、焦ってしまうこともありますよね。
けれど、全員がそんなに立派である必要はありません。
今までだって、私たちは別にそんなに立派ではなかったはず(!笑)。
少しずつでも、変化していれば十分です。
コロナ禍の行く末は、現時点では誰にも分かりません。
言い換えれば、まだ時間はたっぷりある、と言うことです。
不安になった時は、楽天の三木谷社長の著書でも取り上げられて有名になった、
【1%の改善でも1年続ければ37倍になる】
という話を思い出してみられてはいかがでしょうか。
「1.01」は、「1」より1%だけ、大きい数字です。
「0.99」は、「1」よりも1%だけ、小さい数字です。
もし、この2つの数字にそれぞれ365回かけるとどうなるのか…。
1.01の365乗 ≒ 37.78
0.99の365乗 ≒ 0.026
となります。
つまり、毎日、昨日の自分よりも1%だけ成長し続けた場合、1年後には大きな進化を遂げることができる。
それに対して、昨日の自分よりも1%だけ怠けた場合、1年後にはカスッカスになってしまう、というお話です。
個人的には、この話を聞いた時、
「いい話だな」
と思うと共に、
「とはいえ、そこまでの変化を起こすのは難しい。
せいぜい、足し算程度ではないかしら?」
と思ったものです。
しかし、今、2022年の初夏。
このコロナ禍の中では、誰もが、
「足し算ではなく掛け算の変化」を起こすことが
可能なのではないでしょうか。
この記事を書いている6月22日時点では、私のウェブサイト(https://konomiho.com/)をリリースしてから、約2週間ほど経過したところです。
この時点では、掛け算で考えたとしても、まだ変化は
1.01の16乗 ≒ 1.173
0.99の16乗 ≒ 0.851
と言うところです。
頑張って努力していた方も、落ち込んで何も手につかなかった方も、
「確かに、それくらいの変化が起きているかも」
と実感するくらいの数字になっているのではないでしょうか。
どちらにしても、まだこれからです!
毎日、1%だけ、昨日の自分から進化してみる。
そして、それをずっとずっと続ける。
そうすれば、1年後には、1年前の自分から大きく成長することが出来るはずです。
目に見えないからと言って、「自分の努力」を侮ってはいけません。
そう、まさに目に見えないからと言って、コロナウイルスを侮ってはいけないとの同じように。
良い感じにオチがついたところで・・・
「私がこの2週間、何をしていたか」をご紹介しましょうか?
中学に進学した次女の懇談会やフォロー
家の中の掃除。不要品の処分(まだ途中・・・)
近隣の野菜直売所の方と仲良くなった(スーパーに行かずに新鮮な野菜を手に入れやすくする&本格的な食糧難が来たら野菜の育て方を教わるかも?)
オンライン会議7回
戦略MGマネジメントゲームのリアル開催
ホットケーキミックスと市販の餡でどら焼きを作ってみた
本の校正・見直し
とまぁ、せいぜいこんなところです(笑)
大したことはしていませんが、それでも、こうして書き出してみると、今までにはやっていなかったことをたくさんしていて、十分に1.173くらいの変化は起こせているように思います。
「今の自分を信じ、肯定すること」
で、毎日を前向きな気持ちで過ごしていきたいものですね。
よろしければ、あなたも、この2週間での変化を書き出してみてください!
皆さんのご意見、ご感想など、ホームページのお問い合わせから、お気軽にお寄せくださいね。