数字の視点「奇数」と「偶数」【数字のセンスを磨くコラム】
みなさん、こんにちは。
コウノミホです。
いきなりですが、あなたは
「数字が好き、もしくは得意ですか?」
胸を張って「得意です!」と言える方は、意外と少数派かもしれません。
むしろ・・・
「数字はキライ」
・・・今までに、何度この言葉を聞いたことでしょう。
友人の口から、仕事仲間の口から、お客様の口から・・・
そのたびにちょっと悲しい気持ちになります。
数字は私の友達だからです!笑
自分の大切な友達(数字)が、こんなにみんなに嫌われている。
何としても、数字の面白さを知ってもらいたい、好きになってもらいたい!
これは、密かな私のミッションでもあります。
数字がキライ、という方は、数字を記号のように捉えていることが多いように思います。
けれど、数字には、それぞれの表情があるのです。
それが分かれば、きっと数字に親しみを感じていただけるのでは?と思います。
例えば、電車を待っているとき、ホームの向こう側に人がいたとします。
あなたは、何気なくその人を見ました。
「何気なく」見たつもりでも、一瞬で、色々な情報をキャッチして考えたり判断したりしているはずです。
いかがでしょう?
瞬間的に、様々な情報を処理していらっしゃいませんか?
それは、あなたの中に、経験や知識から人を分類する基準があり、深く考えなくても自動的に判断できるからなのです。
数字がキライ、数字が苦手という方は、数字に関してこのような基準がないことが多いです。
だから、数字を見ると拒絶反応が出てしまうのでしょう。
ホームの向こうに見えた人も、背格好も性別も年齢も分からないただの「人」としか分からなかったら、不気味に感じたり、警戒したりしますよね。
それと同じことだと思います。
ですから、数字と親しくなるには、まずは数字を分類する基準を持つのが一番です。
慣れてくれば、きっと数字の表情が読めるようになります。
数字をどのように分類するのか、は、個人の好みやセンス次第で良いと思うのですが、今日は1つ、代表的な分類方法を書いてみます。
それは・・・
「偶数」と「奇数」です!
ミホさん!さすがにそれは知ってる!・・・と、思われましたか?笑
そうですよね。もちろん、ご存知だと思います。
数字が苦手な方は、まずはこの「奇数」と「偶数」を意識してみてください。
特に、意識すると面白いのは「奇数」の方です。
奇数は英語で「odd」ですが、「odd」には「変な・風変わりな」という意味もあります。
そう、奇数は、ちょっと引っかかりがあるイメージなのです。
2で割り切れませんからね。
女子中学生の仲良しグループの人数が奇数だと、大抵面倒な揉め事が起こりますよね・・・笑
そんなことでいいの?と思われたかもしれません。
はい、そんなことでいいんです。
まずは、数字に慣れ、その表情を一瞬で見分けられるようになること。
これが、数字のセンスを磨く第一歩です。
「数字が苦手」という方でも、実は偶数は得意という方は多いように思います。
奇数を見ると、何となく引っかかりを感じて、抵抗を感じているのではないか・・・まずは、そのことに気付くだけでも十分です。
1,980円のTシャツは安心してレジに持っていけるのに、1,979円だと、ちょっと不安になりませんか?
あなたの数字嫌いは、ただ「慣れていないだけ」かもしれません。
慣れていただくためにも、これからもこのコラムでは、「数字」について発信していこうと思います。
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