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ひなまつりと国民的飲料

みなさん、こんにちは。
コウノミホです。

「1月は行く、2月は逃げる、3月は去る」と言いますが、まさに逃げてゆく2月を追いかけている私です・・・。待って!2月!(笑)

そんな訳で、もうすぐ3月がやってきます。
3月といえば、桃の節句。ひなまつりです。
お家におひなさまは飾りましたか?
我が家は可愛らしいおひなさまを飾ってパッと明るい雰囲気になりました。

そろそろ、桃と菜の花も買って来なければ、そんなことを思っています。


さて「ひなまつり」と言えば、皆さんはどのような思い出をお持ちでしょうか。

「お歳暮にカルピスが来ると嬉しかったなぁ」とか、
「自分で作るときは、こっそり濃い目にしたんだよね・・・」とか、
色々と思い出されるかもしれません。

また、中には、「幼稚園(保育園)でカルピスを飲んだなぁ」と思い出される方もいらっしゃるかもしれませんね。

そう、カルピスは、日本人の99.7%が飲んだことがあるという、日本人にとっては非常に馴染み深い乳酸菌飲料なのです(カルピス社調べ)。

その圧倒的な認知度の鍵の1つが、『カルピスひなまつりプレゼント』・・・
つまり「幼稚園&保育園で、ひなまつりにカルピスを無料配布する」というプロモーションなのではないでしょうか。


カルピスは、2019年に発売100周年を迎えました。
そんなカルピスが幼児に届けられるようになったのは、以下のような理由からだそうです。

ひなまつりのルーツとなった上巳の節句では、健康を願って白酒を飲む風習がありました。「カルピス」の生みの親である三島海雲は、白酒に似た白い色の「カルピス」で乾杯して、子どもたちに楽しいひなまつりを過ごしてほしいと願い、1963(昭和38)年に「カルピス」のプレゼントを始めました。それから半世紀以上、私たちは時代を超えて、この活動に取り組み続けています。

アサヒ飲料webサイトより引用

『カルピスひなまつりプレゼント』は何と、50年以上も続けられている取り組みなのです。
なかなか出来る事ではありません。

ここまで続くと、プロモーションの枠を超えて、CSR(Corporate Social Responsibility 企業の社会的責任)の一環と言っても良いのではないでしょうか。

そして、この地道な努力の結果、1963年から2022年までの間で、何と延べ1億3千6百万人にカルピスがプレゼントされたそうです。

日本人の99.7%がカルピスを飲んだことがある、とだけ聞くと、「本当かな?」と思ってしまいますが、このような長年に渡る地道な活動と圧倒的な数字を聞くと、なるほど、と納得する思いになりますね。


思い起こせば、かき氷にもカルピス味はありますし、カルピスソーダ、カルピスサワーと・・・カルピスはいつも私たちのそばにありました。

私と同世代の方なら、カルピスウォーターが発売された時の衝撃は忘れられないのではないでしょうか。

伝統や製法を守りつつ、販売方法や会社のガバナンス面では、常に時代に合った変革を遂げてきたことで、カルピスは今なお、国民的飲料の地位を守っているのだと思います。


我が家の娘たちも、以前、幼稚園でカルピスをいただいて来ました。

「今日はね、カルピスが出たんだよぉ!」

と目を丸くして、息を弾ませて報告してくれた可愛い姿を思い出します。

すっかり大きく成長した娘たちですが、今年のひなまつりではカルピスを出してあげようと思います。

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