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慢性症状改善のはじめの1歩は、まずは本人が『気づく』ことが重要‼︎

こんにちは。

 

今日は「慢性症状」のお話をさせていただきます。

 

慢性症状とは?

まず、慢性症状というのは3ヶ月を超えても持続もしくは再発する、または

急性組織損傷の回復後1ヶ月を超えて持続する、または治癒に至らない病変に

随伴する症状であるとされています。

実際にクリニックやサロンで働いていると、様々な方が患者様として来られ

 症状改善に至る方もいれば、症状が改善せず終了される方もおられます。

 どれくらいでよくなりますか?

と時々、質問をお受けすることがありますが、

正直言うと、初回に即回答することは難しいのです。

 

生命体は複雑系

 どういうことかと言いますと

例えば右肩が痛い方が来院されたとします。

整形外科的に「右肩関節周囲炎」と病名がつきました。

では原因は右肩関節周囲炎だから肩が痛いと言えるのでしょうか?

肩が痛いことも「右肩関節周囲炎」という病名も全て結果であり原因ではありません。

 では原因はなんでしょうか?

スポーツや仕事でのオーバーユース、同一姿勢の取りすぎ、スマートフォンなどの

過使用などが原因でしょうか?

 そうかもしれないしそうでないかもしれません。

 

ではタバコの吸いすぎが原因?食生活の乱れが原因?睡眠不足が原因?

 これも先ほどと同じようにそうかもしれないしそうでないかもしれません。

 

 「食生活も乱れていて、仕事で目を酷使していて

 家でもスマートフォンばかり見ていて、夜はあまり眠れないなる」

となると肩が痛い人の割合が増えると思います。

 

このようにいくつかの条件が重なって症状が出現するのです。

原因は1つということはありえないのです。原因が1つだと断言される方が

いらっしゃればその方は「生命体の複雑さ」を全く理解できていません。

 本日のお題にもある慢性症状を改善方向に向かわせるには

様々な視点が必要なのです。

 
「食事」と「運動」は特に大事

中でも私が重要視しているのは食事運動です。

慢性症状でお悩みの方はこのどちらか、もしくは両方に問題があることが非常に多いです。

運動に関しては

全くしない

運動はするけど同じ運動しかしない

息切れするまで必死になって運動している

の3パターンが問題となります。

日によっては、ウォーキングからランニングで気持ちよく汗を流す程度に

運動をしたり、また別の日には各部位の筋力トレーニングを行ったりするのが

理想的です。

 

次に食事についてです。

症状が改善しないにも関わらず食べたいものを食べたいだけ食べている。

メディアに流され誤った食事方法を実践している。

この2パターンが問題となります。

これは私自身どちらも実践していたので耳が痛いですが、本当に危険です。

食事法を実践する場合は、必ず3ヶ月は続け、体調の変化を気にしながら

実践してみてください。

体重や体脂肪が落ちているからといって、必ずしも健康に近づいているとは

言えませんので、あくまで気にするのは体調の変化です。

個人的に実践して身体が悪くなった例を挙げると

・身体の冷えが強くなった。

・心臓あたりに痛みを感じるようになった。

・肌荒れがひどくなった。

・疲れやすくなった。

などです。

反対によくなった例を挙げると

・肌や髪に艶が出た

・疲れにくくなった

・ネガティブな思考が減った

・足が攣らなくなった

・頸が凝らなくなった

などが挙げられます。

 
まずは「気づく」ことから

我々はあたかも全て自分の意思で過ごしているように感じますが

実は1日の60%の行動は無自覚・無意識に行なっていることが報告されています。

この60%の選択・行動が慢性症状をどんどん悪化させていると考えたら恐ろしい

ですよね。

ですので、「まずは現状がどうなっているのか」をタイムテーブルで

確認してみましょう。

朝起きて、まず何をするのか?
早起きして運動をするのか?出社ギリギリまで寝ているのか?
気分良く目が覚めるのか?身体がだるい状態で起きるのか?
朝ごはんは食べるのか?食べないのか?
通勤中はボーッとしているのか、インプットをしているのか?

などなどなるべく細かく現状を書き出してみましょう。

そしてどの習慣をやめて、どんな習慣を付け足すかを3つ決めましょう。

知識の足りない方はその分野のインプットをしましょう。

「普段はどんな風に1日を過ごしていますか?」

と聞かれた時にスラスラと答えられる方は充実している方です。

充実しているという状態自体が痛みを和らげる効果があります。

『全ての症状が経過である』ことを心の底から理解できるかどうかが明暗を分ける

症状が改善に向かわないということはありません。

しかし、症状を薬で押さえ込んだり、炎症を抑えるような食材を常時摂取している

と治癒はどんどん遅くなります。

症状出現から3ヶ月を過ぎた時点で「すぐに治そう」と色んなモノに

飛びつくことは危険です。

細胞は100日おきに入れ替わります。

細胞が喜ぶ習慣を続けたら元気な細胞になっていくでしょうし

細胞が悲しむ習慣を続けたら細胞は元気がなくなっていくでしょう。

症状が自分自身にアラームを出していることを受け止めて生活の見直しをしましょう。

少しでもヒントになれば幸いです☆


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真・健康オタク
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