すべてに理由と意味を見出す強さ
こんにちは、紺野うみです。
さて、今日は「意味」や「理由」を見つめることの、大切さについてのお話です。
自分の身の上に起きた出来事。
積み上げてきた経験、そして人や環境とのご縁。
皆さんはこれらのことについて、マイナスな感情に悩まされたことがありませんか?
「なんで私ばっかりこんな目に?」とか「なんで自分はこんなところにいるんだろう」とか。
日々、そんな想いで心を苦しくさせてしまう人が、案外多いのではないかと思うのです。
でも、冷静に考えてみてください。
どんなものにも「良いこと」と「悪いこと」、どちらもあって当たり前のことなんです。
禍福は糾える縄の如し。どちらか一つであり続けることなど、そうそうありません。
でも、「良いこと」と「悪いこと」のどちらにも、共通して言えることがあるんです。
それは、物事はすべてにおいて「意味」や「理由」が存在するということ。
たとえば、コミュニケーションにおいて「どうも上手くいかない」と悩むことがあったら……。
「なんでなんだろう?」
まずはそれを、自分に問いかけてみてください。
そこでの「理由」は、自分の中に存在することもあります。逆に、相手の中に見つける場合もあります。
たとえば、自分は何もしていないはずなのに「災難ばかり起きる」と落ち込むことがあったら……。
「なんの意味があるんだろう?」
そんな風に、モノの見方を変えてみてください。
そこでの「意味」は、自分に足りないことや、これまで気がつけていなかったことに目を向ける「成長のチャンス」かもしれません。
でも、それに気が付くためには、手始めに「なぜ?」と考えてみることをスタートさせなくてはいけません。
人間は、「意識」を向けたり「アンテナ」を張っておかないと、なかなか気づきをキャッチできないものです。
でも逆に言えば、私の経験上もそうだったのですが、自分が本気で「知りたい」「気づきたい」と思って考えたり行動したりすれば、たとえ少しずつでも、その「答え」に近づいていくことができるものです。
そして気づいた真理や、たどり着いた結論。
それを冷静に受け止められるかが、私たちに求められていることなのだと思います。
冷静に「理由」や「意味」を見出せないと、その先の対処や気持ちの切り替えが難しくなってしまいますからね。
これは、私がお伝えしている心理学の《自己人格分析》においても言えることですし、日常のどんな出来事にも置き換えられることだと思うのです。
すべての悩みや苦しみに、ただただ飲み込まれてしまうだけでは、その先にある「明るい光」を見出すことが難しくなってしまいます。
感情にのまれそうな時は、あえてロジカルな思考を意識。
(ちなみに、頭でっかちに考えがちな人は、これの逆を試してみてください。あえて、自分の感情に素直になってみる)
まずは、すべての出来事に対して、子どものように「なぜ?」とひとつずつ、問いかけてみませんか?
解決や切り替えの糸口は、自分のモノの見方でひとつで変わってきますよ!
世の中を少しでも明るくする言葉たちを、心を込めて多くの方に届けていきたいと思います。 紺野うみの活動を応援していただけますと、大変うれしく思います!